講座実施報告
1月14日(土)講座報告「骨格筋の再生と生体外構築」講師:早稲田大学 秋本崇之教授
・筋肉とは
骨格筋→体を動かす筋肉→自分で動かせる
心筋 →心臓を動かす筋肉
平滑筋→血管や内臓を動かす筋肉
・骨格筋の機能→動き・代謝・産熱の役割を担っている。
・骨格筋を増やせば代謝が増してメタボリックシンドロームを防ぐ。
・老化による骨格筋関連疾患
フレイル=筋肉も骨も心身ともに弱る。
ロコモティブシンドローム=運動器症候群
サルコペニア=加齢性の筋肉の低下と身体能
力の低下。
60歳になると筋肉が年間で1%づつ減っていく。(寝たきりだと一週間で1%減る)運動は重要、身体を動かして筋肉を鍛え健康を維持すること。
・再生医療の目的と応用
損傷したり失われた生体組織と臓器の治療のために細胞を用いて生体組織と臓器を再構築する技術。
秋本先生が一番見せたかったと言う試験管で作った三次元筋肉組織が動いた動画を見て全員が感動した。
(秋本教授の講義録より引用)
先端再生医学の研究者である講師から聴く講義は専門用語も多く、ハイレベルな講義であったが、動物や魚の生体などに置き換えた解りやすい解説と、筋肉の変化を画像で認識できたので、受講生には難しい反面、筋肉の機能や再生が理解できた。健康維持のためには身体を動かすことや、持続性のある運動を続けることの大切さを学んだ有意義な講座であった。
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1. 難しいお話しでしたが楽しかったです。最後の動画で筋肉が動いたのには感動しました。
2. 筋肉の全く知らない部分の説明を分かり易く説明していただき、考えの幅が広がりました。最後の心筋の再生のVTRには感動しました。
3. 骨格筋についての基礎、再生、再生医療の話はとても難しい反面、知らないことを知るのは面白いと思いました。先生のお話から身体を動かす(運動をする)大事さを改めて感じさせられました。
4. 骨格筋の種類・機能そして筋原線維、ミオシン、アクチンフィラメントの種類etc、大変勉強になりました。この講義を参考に健康に留意して過ごしたいと思いました。テキストがあればもっと良かったです。ありがとうございました。
5. 今日の骨格筋の講義は、専門的で少し難しかったですが骨も筋肉にとって身体を動かすことの大切さが良く分かりました。最後の実験成果の画像には感動しました。有難うございました。
6. 筋肉の仕組みの理解が一歩できた。知識としてそれは「動く」ことがとても大事あると意識してやろう。
7.骨格筋の機能やミオシンの種類やその働きについて、楽しく講義していただきありがとうございました。MHCIを多くするために運動が大切で糖尿病の予防になるとことが分かりました。
8.家族の糖尿病の成果がなかなか上がらない中、ミオシンのお話で持続性運動の大切さがより理解できました。食物のたとえての内容が理解しやすいと思いました。最後の映像には感動です。再生医療に期待しています、ありがとうございました。
9.現在 糖尿病予備軍ということで、スポーツジムに通い筋肉を増やすと良い!と言われています。今回のお話を聞き、赤ミオシンを増やす⇒持続性が良いと分かり、さらに筋トレに励みたいと思いました。
10. 骨格筋の再生についての講義ありがとうございました。ミオシンの話大変面白く聞くことができ少し身体の筋肉のことが分かったような気がします。ぜひ身体を鍛えて意欲のわく人生を送りたいと思います。
11. 全体に難しい話でしたが、後期高齢者としては、老化による骨格筋関連疾患①フレイル(心身ともに弱る)。②ロコモティブシンドローム(動きにくくなる)。③サルコペニア(筋力の低下、筋委縮など)についての話は参考になりました。「立って歩く」が、習慣になるよう律したいと思います。