講座実施報告
12月3日(土)講座報告「オリンピックの医務とアンチ・ドーピング」東京2020に向けて
講師:早稲田大学 赤間 高雄教授
1.夏季ロンドンオリンピックの規模
「オリンピック選手」10568 ・「パラリンピック選手」4237・「スタッフ」6000
「ボランティア」70000 ・「メディア」21000以上
2.日本代表選手の医学サポート
・コンディショニングは地元の利
・感染症対策は、特別必要ない。
3.ホスト国の医学サポート
・夏季オリンピックには、ADカード有の数万人、ADカード無の数百万人以上が参加する。
4.アンチ・ドーピング
・ドーピングはスポーツの価値を損なう。
赤間教授著作「いきがい講座講義資料より引用」
日本のスポーツドクターの第一人者として、日本アンチ・ドーピング機構副会長を務められ、2020東京五輪組織員会のメディカルデレクターに就任した赤間教授からオリンピック・パラリンピックの医療体制サポート、全体組織の仕組や運営方法、選手村のあり方や警備体制、なぜ夏季開催でないといけないのか?ADカード(資格認定証)の効利用、アンチ・ドーピングなど知らない事が多く興味深い講義でした。東京オリンピックの見方が変わりそうです。
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1. オリンピック及びパラリンピックの全体組織の仕組みや運営方法、選手村のあり方や警備体制が解り、 特にドーピングなどに興味が出ました。これで増々オリンピックが好きになりそうです。よって東京2020オリンピックの開催が楽しみになりました。ご教授ありがとうございました。
2. オリンピックの裏側の話しを聞くことができて、大変興味深かった。次回の東京オリンピックの見方が変わりそうです。
3. オリンピックに関連して、普段耳にすることの少ない選手団に対する医学サポートやアンチ・ドーピングの意義などについての認識を新しくしてくれた。 ドーピングはスポーツの価値を失わせるものだとの見方に、その通りだと共感した。
4. 日頃聞けないお話し、知らない内容が盛り沢山でありがたかったです。オリンピックの見方が変わりました。応援していきたいです。
5. 東京オリンピック施設の選定でマスコミを賑わせており、非常にタイムリーな講義でした。知らない事ばかりで関係者の方々のご苦労の一端がよくわかりました。最大規模の行事、地理的にも今後の事(東京以降)も考えて、コンパクトオリンピックが必要だと思いました。東京オリンピックは警備も現在より以上に重要になってくることと思います。選手陣を支える医学チームも細部にわたり、又国別にわたり大変な役割を担っておられることを痛感いたしました。赤間先生はじめスタッフ皆さまの増々のご活躍、ご健康をお祈りし東京オリンピックを楽しみにしております。ドーピングは関係者のみの問題ではないと思いました。
6. オリンピック・パラリンピックの医療体制サポートが解り、東京オリンピック・パラリンピックの見方にまた興味が増えました。盛夏開催の対策は本当に大変だと思います。ドーピングをしないことはスポーツをする人にとって最大のルールであることがよくわかりました。アンチ・ドーピングで東京オリンピックが成功することを望みます。
7. 医務面からのオリンピックの裏話が興味深かったです。健康を害しても無理をして競技に望む選手たちは大変だと思いました。参加することに意義があると言うのは程遠いのですね。ですが、アスリートのインタビューなどを見ると「ライバルは自分です」と言うコメントを聞きます。医務チームの支えがあってアスリートたちは自分に挑戦し続けられるのかなと思いました。ドーピングの無い東京オリンピックで感動を、日本そして、世界に与えてくれる2020年を願いながら‼