☆開催日:平成28年12月2日(土) 9:30~12:00
☆場所:狭山元気プラザ 大会議室(B棟2階)
☆講座科目:①避難所開設運営 HUG訓練
☆講師:①埼玉県自主防災組織リーダー養成指導員 大城戸修一
☆講座内容 「避難所設営運営 HUG訓練」
避難者の年齢、性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲームであり、如何に避難所設営が重要であるかを認識する講義です。
各自が被災者の立場に立ち避難所の運営をどのように対応すればよいかが問われます。
・設定条件
1.地震発生状況:午前11時M8.0御前崎南東30km 深さ15km
2.日時、場所、天候:冬の日曜日、小学校の避難所、午後4時から夜11時(地震発生から5~12時間後)
3.ライフラインの状況
・電気:停電、ガス:遮断、水道:断水、電話:時々通じる、メール:遅れて届く、下水道:不明
4.学校の設備、備蓄
・非常用発電装置:なし、仮設トイレ:なし、備蓄食料:なし、救護所:設置されない
5.避難の状況
・校庭に100人程度続々避難、老人・乳幼児・妊婦・外国人・車椅子
・車で避難、雨の為体育館に入れる必要
6.プレイヤーの立場:地元自治会、自主防災会の役員、避難者の振り分けと適切な運営
7.住民組織(参考):東池、西潟、南浦、北山の4地区、各地区10~20戸の班12班、被害は地盤が悪い東池、西潟、南浦の1~6班、農村、住宅団地、マンション、アパート混在
最後に防災科学技術研究所における実験(耐震装置の有無による家屋の倒壊状況・室内のタンス等の固定の有無)による地震のDVDを見て、地震の凄さを感じておりました。
1.テント生活はプライバシーが守れるが苦痛が大 2.活動班の役割は・・・(写真 左下 中央 大城戸講師)
3.校長室は立ち入り禁止 保健室は? 4.男66歳 家全壊 カードを読み上げる大城戸講師
(写真 右下 中央 大城戸講師)
5.通路は確保できました。真剣に考える皆さん 6.避難所は自助により命があった後ですとの纏め
(写真 右下 中央 大城戸講師)