☆開催日:平成29年11月11日(土) 9:30~12:00
☆場所:狭山元気プラザ 屋内運動場(体育館)
☆講座科目:①「危機対応について」②応急手当の事例想定訓練
☆講師:①埼玉県自主防災組織リーダー養成指導員 小林貞雄 ②さやま救急ボランティア(染野和男さん他9名)、
☆講座内容
小林講師より、「危機対応について」と題し、防災のキーワードとして「危機管理」(心構え)、「整理整頓」(仕分け)、段取りと道具(備え)、「祭り」(協働と予行)を述べられ、中でも「整理整頓」がすべての災害・家庭等に対して最善の解決策であり、考え方においても「だろう」など憶測によることは持たないことが大切。事例として、地下鉄サリン事件における「対策本部」、「救護所」の適切な仕分け(整理整頓)により対応した例などの、実際の災害対応を挙げて危機管理の重要性を習得することの大切さを講義されました。
受講生からは、サリンと確定するまでの時間、被災した状態(体調の変化)、体験の状況 等の質問もありました。
次いで、「応急手当の事例想定訓練」を、さやま救急ボランティアの皆さまの指導により実 施されました。これは、前回の講座で習得された「心肺蘇生法」、「AEDの取り扱い」及び 「応急救護訓練」を踏まえ、(震度6の地震が発生、さやま市民大学倒壊、負傷者あり)との 想定でリーダー、負傷者役を決め「負傷者発見」、「トリアージ」、「応急救護(止血)」など多 岐にわたる応急手当の訓練を実施し、避難所、看護師担当の指導員から良かった点、反省点 等意見がありました。各訓練の手順を指導員の実技を確認しながら再度実施しておりました。
新良指導員から、福知山線脱線事項、阪神淡路大震災時における「クラッシュシンドロー ム」による死者が多く、具体的な対応などの話もいただきました。
1.整理整頓が大切です・・・・・ 2.トランシーバーを用いての実際の通話訓練
【1 2 講義を傾聴する受講生と講義中の小林講師】
応急手当の事例想定訓練に、皆さん熱心に取り組んでいました。
3.傷口の圧迫止血は?声掛けが大切です 痛くないですか?よくできました