1.開催日時:平成29年9月15日(金)13:30~16:00
2.場 所 :狭山元気プラザ B棟階大会議室
3.講座名 :「さやま市民大学総合講座」
4.受講生 :受講者数15名 出席者 14名 欠席者 1名 スタッフ5名
5. 第8回講座テーマ: 地域課題解決型のNPO活動:“支え合って安心・安全に暮らせるまちづくり“
第1.私の地域活動への関り~H.22年5月~H.24年5月
*狭山元気大学試行コース「コミュニティビジネス起業コース」で埼玉都民から狭山市民に。
*狭山市の現状と課題を知る。高齢者福祉、介護問題への対応 として「安心生活サポートクラブ」設立。
*介護保険外有償生活支援活動を開始。
*23年8月NPO法人コモンズ県の認証承認。
*24年コミカフェ運営開始、「安心お助け隊」活動開始。
“出来ることを出来る時に”いつまでも自分らしく安心して暮らせるまちづくりに貢献する活動。
第2.地域活動の体験と課題
*「コモンズ」の事業3本柱.①人材育成事業(各種講習会等)②コミカフェ事業「ワンデイシェフカフェ」③見守り、便利屋事業
*「市民の、市民による、市民のための便利屋さん」
〇生活支援、〇住宅応援、〇パソコン応援、〇野良カフェ、の4本柱。
*利用会員(被支援会員)850世帯強、応援会員(支 援会員)81名、賛助会員、法人会員で運営。
*問題点:①要支援案件及び利用会員の急増(年間 4000件に迫る)
②ゴミ屋敷など孤立化の増加
③親子共倒れなど生活支援問題の急増
●背景:家族というセーフティネットの消滅
第3.更なる生活支援活動への挑戦:
*背景:介護保険制度の大幅改正~国の「給付」から自治体の「責任(裁量)」へ。
*新しい介護予防・日常生活支援総合事業への挑戦:サービスB(住民主体)に。
*介護保険外活動による認知症の人を含む高齢者に優しい地域づくりの推進と「新オレンジプ ラン」への参加。
<受講生の意見・感想>
*これから増える認知症対策として歩いて行ける近場にオレ ンジカフェが増えるとよいと思う。
*広範囲な活動をされていることに感動しております。
*支える力の豊かさに心うたれます。
*ボランティアと有償サービスについて考えさせられる話だと思います。
*要支詩援1,2が自治体責任になるとますます自助、互助、共助、公助、そして「近助」が大切だと思う。
*市のシルバー人材センターより細かな部分の支援が行われていることにビックリ。「安心お助け隊」 はスバラシイ!
*「ゴミ屋敷から見る孤立化問題」について驚きの実態を知りビックリです。
*予想以上に広範囲に活動されていることに感動しました。
*狭山市にこの様な活動をなさっているグループがあることに心強く思いました。
*地域に住むことの大切さ:知り合いがツナミで流されて行く、何もできなかった・・・。
*元気大学で学ばれ、それを地域に活かされた事に頭が下がります。
*本日の講義によって(お助け隊)を理解できました。是非参加を考えたいと思います。
*地域の困っていることに合わせて対応していこうとする姿勢に感銘しました。
<講座リーダーのコメント(記入者):草野 喜実勝>
*狭山元気大学の同期修了生である常世田理事長にお願いして、修了後7年間の活動について詳細な経 緯をお話いただき、予想通り素晴らしい90分であった。
*市民大学の目的が「元気な狭山を支える人づくりと人を活かす仕組みづくり」であるが、常世田さん が正にその目的通りの歩みを続けて、今日に至っており常に目の前の現実、課題に取り組んできた様 子が詳細に話され、充実した講座となった。
*受講生の反応も、身近にこのような立派な地域貢献活動をする団体が存在することに驚きと感動を覚えたと、大変高評価であった。
*講座の企画運営者として大変満足している。