講座実施報告
12月17日(土)講座報告「痛くならない腰をつくる」講師:早稲田大学 金岡恒治教授
1.腰痛2800万人、その85%は原因不明の見えない腰痛である。
2.腰痛を起こす主な病気=筋肉痛・椎間関節痛・仙腸関節痛・椎間板。
3.腰部脊柱管狭窄症=背骨の老化→脊椎関節負担増→骨の増殖→変形脊椎症→脊椎の老化の成れの果て。
4.見えない腰痛の震源地。
①背骨のクッション役の椎間板
②背骨をつないでいる椎間関節
③骨盤の中にある仙腸関節
④背骨に沿って走っている筋肉
5.腰痛のタイプ
①椎間板性腰痛→前屈で痛む。
②椎間関節性腰痛→後屈で痛む。
③仙腸関節性腰痛→圧痛で痛む。
6.腰の痛みが出ないエクササイズ
・腰のコルセットである腹横筋と多裂筋をエクササイズで鍛える。
7.腰痛や再発を招く生活習慣の改善
・デスクワーク、洗顔、荷物運び、掃除、洗濯、料理、立ち仕事、睡眠など腰の負担を減らす体の使い方を身につけ、自分の腰痛は自分自身で管理していくという決意を持つこと。
「病気は、人間が自らの力をもって自然に治すのであり、医者は、これを手助けするにすぎない」ヒポクラテス。 (金岡教授著作「いきがい講座講義資料」より)
オリンピックの水泳チームドクターを務めた体験から、腰痛の再発防止の研究に取り組み、その研究成果を惜しみなく講義された整形外科医の金岡教授から学んだ「腰痛」の知識と、「医者任せでは腰痛は治らない」「腰痛が出ない身体は自分で作る」この貴重な教えから生活習慣で強い腰を作る秘訣を学びました。受講生全員が納得した講座であった。
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1.体幹深部筋など、バランス機能を高める様にしたいと思います。いろんな名の筋肉の大切さを知りました。身近なギックリ腰や腰痛にならない様、毎日続けようとあらためて思いました。
2.腰痛の仕組みが理解できました。一般のお医者さんでも、ここまで説明してくれればいいな~、と思いました。「ドローイン」をしっかりやろうと思います。
3.まさしく今 私達に必要なお話でした。とても役に立ったと思います。日々の生活の中に、体幹のトレーニングを入れて行こうと思いました。
4.楽しい授業でした。実際に体を動かして教えて頂いたので、分かりやすかったです。腹横筋を鍛えるエクササイズは日々の生活に取り入れ、転びにくい安定した体を作って「健康寿命」まで、元気に過ごしたいと思いました。
5.体幹筋の大切さが分かりました。習慣づけられるよう、取り組みたいと思います。周りが皆腰痛になったとき、私は腰痛知らず!なんてことになるかも……? ちょっと楽しみです。
6.体幹筋を鍛える大切さを教えられました。分かりやすい講義に感謝しています。
7.いちがいに「腰痛」と言っても椎間板痛なのか、椎間関節痛なのか、の種類があることを知ることが出来ました。自己診断でどちらの痛さなのかを知ることが出来ると、病院での対応が違ってくると思われる。サプリメントがプロテオグリカンを補助するという事に余り意味がない!という事を知りガッカリした次第です。
8.腰痛、ギックリ腰を持っていますが、ただ運動するのではなく、腹横筋を鍛えたり、神経を鍛える、ということを意識することが大切なのだと知り勉強になりました。
9.楽しい・分かりやすい講義有難うございました。明日から、歯磨きの時・waikingの時・重い物を持つ時には、常に下腹部・丹田・腹横筋を意識して行動したいと思います。大変参考になりました。
10. 腰痛の原因を分かりやすく教えて下さり大変参考になりました。これからの生活の指針となります。体幹運動を実行して、より元気な体を作りたいと思います。
11. 30年程前より時々腰痛が起きる。脊柱起立筋が原因とのことです。フィットネスジムに通い、先生のお話のトレーニングをするが、どの様な原因や効果か聞けて大変良く分かったと思います、有難うございました。先生の著書を拝読しましたが、お話を伺いより理解が深まりました。日々の小さなトレーシングが大切だと…より実感しました。
12. 今日の講義は、過去に腰痛で悩んだ私にとっては、大変興味がありました。痛みの原因なども理解できました。教えていただいた腰痛予防のトレーニングを早速取り組んでみたいと思います。
13. 今日のお話は私にとって大事な講義でした。一昨年に診断され、去年、今年と運動を繰り返して来ました。椎間関節のことは初めて聞きました。腹横筋を鍛える様に今でも薬を飲んでいますが、いつもハムスト筋を鍛える様にと言われていました。筋肉をうまく使えるようになれたらと思います。