観光モデルコースつくり 第1回
日時:2019年10月23日(水)13:30~15:45
場所:狭山元気プラザ大会議室
内容:受講生によるグループ研究 観光モデルコースつくり
今回は12月11日の成果発表に向けての話し合いをしました。始めに学園祭で展示した、今までに学習したり、見学に行ったりした狭山の魅力について振り返り、その後今後のグループ研究に向けての話し合いをしました。
狭山の魅力の振り返り
- 今年の曼殊沙華は花の時期が遅れ、花の様子もあまり良くなかった。例年はもっときれいだ。
- 徳林寺や墓苑があることは分かっていても今まで中に入ることは無かったので、見学できてよかった。成円地蔵等、初めて見るものも多く大変参考になった。
- 霞が関カンツリーの元を作った増田忠順がいなければ、2020オリンピックのゴルフ競技は狭山には来なかった。学園祭を見に来てくれた人たちにも興味を持って読んでもらえた。
- 入間川駅が曲線になっていることは狭山市の人達はあまり意識していないが、実は大変珍しいこと。自衛隊があるため曲がったと思っている人が多いが、駅が出来たのは明治時代で自衛隊ができたのはずっと後のことだった。狭山に裕福な人がおり、川越から狭山を通って所沢に線路が伸びたおかげで狭山、特に入間川の町は発展した。
- 博物館に行ってナウマンゾウについて調べたが、とても興味深かった。
- 校外学習で色々な所を実際に見ることができたのが良かった。
- 豊水橋について調べ、今の橋が3代目であることや、橋の歴史が分かって良かった。
- 狭山市には3つの大きな街道が通っている。日光脇往還は日光勤番のための街道で、1、2回目は日光街道を行ったが八王子からだと狭山を抜けて行った方が1日くらい短いので以降はこちらを通るようになった。鎌倉街道についてはたくさんあり、狭山市内にも鎌倉街道上道と鎌倉街道堀兼道がある。入間馬車鉄道の通っていた道や奥富の冠水橋であるくずはき橋などもある。
- 柏原には市内唯一の城郭があった。日本3大夜戦の川越夜戦の時に上杉憲政が着陣したとされている。
- ジャコウアゲハ等、校外学習の時に実際に見ているので来場者と話をすることができた。
成果発表にむけて
- 狭山を訪れた人を案内するためのガイドを作れたら良いのではないか。
- 「産業」「歴史」「自然」「グルメ」等の分野が考えられる。
- 方法としては、写真、説明、パワーポイント等がある。
- 他市から来た人に半日位で狭山を案内することを想定してコースを組み立てたらどうか。
- レンタサイクル等の利用も考えられる。
- 飯能河原には何もなかったのに、都内から観光バスで来るようになった。自然豊かで、バーベキューや水遊びができるからだと思うが、入間川でもそのような物を作れないか。バーベキューが無理なら芋煮会でも。
- 入間川は狭山市駅から近いということを利点としてとらえたい。
- 茶業組合に入っているお茶屋さんが40軒はあるので、スタンプラリーをやったらいいのではないか。体験学習のような参加型が有効なのではないか。
- 若い人を呼び込みたい。若い女の子向けの企画はないだろうか。
- 入間馬車鉄道の跡を歩いてみるのも良い。
- 狭山市には七福神めぐりもある。
次回からの学習に向けて
次回の講座までに、今までの学習を振り返り、「誰かに入間川を案内するとしたら」と仮定して、一人3つ以上の観光モデルコースを考えてくる。次回それを報告し合ってグループを決め、成果発表に向けて研究を進める。