テーマ: 発声練習・活舌訓練
狭山の民話「ミナさんの夢地蔵」情景を思い浮かべ語る練習
日程: 8月5日(月)
講師: 狭山市文化団体連合会 前会長 横山千枝子 様
会場: 狭山元気プラザ 大会議室
受講生: 出席25名
1)発声の練習「外郎売り」(二代目市川団十郎作)
5月以来久しぶり、「外郎売り」にチャレンジしました。
5分で語り終えることを目標にしていますが、限られた時間であり、途中からになりました。
『・・・・ そりゃそりょそりゃそりゃ、まわってきたわ、廻ってくるわ。アワヤ喉、サタラナ舌に カ牙サ歯音、ハマの二つは唇の軽重、・・・・ 息せい引っぱり、当方世界の薬の元〆、薬師如来も照覧あれと、ホホ敬って、うゐろうは、いらっしゃいませんか。』
*「外郎売の口上大会」(外郎売の口上研究会、小田原市)
小田原市では「外郎売り」をまちづくりの一つに取り組んでおり、今月25日(日)には第16回大会が開催されます。本講座では、活舌訓練としておりあげていますが、参加者は早口で口上を披露するのではなく、衣装や動きをつけてパフォーマンスを競っているようです。楽しそうですね。
2)「ミナさんの夢地蔵」(廣澤一岐採話)
班ごとに決めた担当セッションを語り、横山先生から丁寧な指導を受けました。
・タイトルコール後の間の取り方では、聞き手に「何が始まるのか!」期待を持たせる時間が欲しい。
間の取り方については、毎回指導を受けますが、なかなか難しいようです。
・セリフ「・・・」、地名や名前など固有名詞は、丁寧に語る。
単に文字を読むのではなく、民話のなかに潜む作者の意図や情景を醸す語り方を・・。
・感情表現、動作表現、場面展開、解説表現、どう伝えるか、一度は個性を打ち破って、基本的表現力の習得が求められています。なかなか難しいです。
*ななこ会:第1回口演会(8月25日(日)、13:30~)
・講座から生まれた「語り部グループ なな子会」の皆さんが、徳林寺・福徳院不動尊で「狭山の民話」を語ります。暑さが厳しい時期ですが、是非お出かけください。