日程: 1月20日(月)
講師: 狭山市文化団体連合会 前会長 横山千枝子 様
俳優・声優 戸村美智子 様
会場: 狭山元気プラザ 大会議室
受講生: 出席30名
1.発声練習・活舌訓練で「アイウエオの歌」に挑戦
お馴染みの「アイウエオの歌」ですが、口回りの筋肉を動かすことを意識して丁寧に、次にスピードを上げて一気に読みました。4月に初めて挑戦した時と比べると皆さんの声はシンクロしていました。練習の成果でしょう!継続は宝ですね。
2.狭山の民話「影かくし地蔵さま」
狭山の民話「影かくし地蔵さま」を14のパートに分割し、受講生が順番に語り、先生方から丁寧な指導を受けました。
例えば、
・導入部タイトルコール後の「いつからだろう」は、聞き手が興味を膨らせるように間を工夫する。
・セリフの人物が変わる時には、間をとる。
・間の取り方については、丁寧に指導を受けました。
・「あっという間」では、「あっと言う間の時間」で語る。
・登場人物のセリフでは、登場人物の威厳や立場が伝わる表現が求められる。
源頼朝、政子、大姫、義高、それぞれ特徴を持たせて語る。
・大姫や義高は許嫁同士。若い二人の想いや声色は、語り手は若かりし当時を思い出して心情を表現する。
・多少動作を付けると、情景が伝わりやすい。
・語尾を上げるところ、下げるところ。なかなか難しいようです。
・「笑顔を見せた」という時には、語り手も笑顔となって語る。
・「泣きそうな情景」では、泣きそうな声で、感情表現する。
・「頭を下げた」時は、頭を下げる動作を意識して、ゆっくりと語る。
3.「ドラマティックリーディング」とは!
戸村先生より、朗読における「ドラマチィックリーディグ」を解説して頂きました。
朗読には、楷書読み、行書読み、草書読みがあり、ドラマティックリーディグは草書読みです。
すなわち、趣を持ってであり、個性的であり、個性的な口調で語ることです。
さらに、重要な点は、
①語りのイントネーション(抑揚や強弱)
②ポーズ(間)文節で間(緩急、メリハリ)を取ることです。
最後に、本日の講座に参加できた自分に感謝して終了しました。