テーマ: 発声・活舌の訓練、
民話「なすとっかえと竜神様」本番を想定した練習
日程: 6月17日(月)13:30~15:30
講師: 狭山市文化団体連合会 前会長 横山千枝子 様
俳優・声優 戸村美智子 様
会場: 狭山元気プラザ 大会議室
受講生: 出席31名
1)発声の練習「あいうえおの歌」(北原白秋作)
「あいうえおの歌」を朗読する発声練習では、全員がそろって読みました。2回目には、読むスピードを速めましたが、前回より揃っていました。受講生の皆さん、自宅での練習の成果でしょう。
2)「なすとっかえと竜神さま」(池原昭治採話)
前回決めた担当を語りました。
・導入部はゆっくりと語る。採話者の氏名とタイトルコールもゆっくりと語る。そのあとは、聴衆になにが始まるのかと期待を持たせるように間をおいて「むかし、むかし、・・」と続く。そして、「むかし、むかしのこと・・」は、ながく伸ばさず、ソフトに読む。
・間の取り方、アクセント、場面の展開、村人が戸惑うさま、竜神の姿やセリフ、その後の村人が持つ竜神への畏敬の想い。語り部として、村人や竜神になりきるポイントを指導して頂きました。
・一人一人の指導には時間がかかりますが、自分への指摘では気が付かないことが、他の人への指導で納得できるとの意見もありました。日頃、何気なく会話しているように、「単に朗読するのではな」、「バスガイド口調でなく」、「演説口調でなく」との指摘を受け、その場では理解できるのですが、先生の声は瞬間で消えてしまうので、自宅での復習は苦労しているようです。
・群読する舞台に立つ際の決まりことも学習しました。
人前に立つと照れがありますが、客席の人達に、心地よい情景を醸す動作が大事。仲間の動きに合わせて、語り始め、・・・・、語り終わったら、全員そろってお辞儀をする。この練習も大事です。