テーマ: 発声・活舌の訓練、民話「なすとっかえと竜神様」情景を思い浮かべて語る学習
日程: 5月20日(月)13:30~15:30
講師: 狭山市文化団体連合会 前会長 横山千枝子 様
俳優・声優 戸村美智子 様
会場: 狭山元気プラザ 大会議室
受講生: 出席31名
1) 発声の練習「あいうえおの歌」(北原白秋作)
まず、戸村先生のあとに続いて全員で丁寧に読み、次に受講生が順番に読み指導を受けました。
初めはゆっくり読みましたが、徐々にスピードを上げることで活舌の訓練にもなりました。
「あいうえおの歌」
1.あめんぼ赤いアイウエオ うき藻に子えびもおよいでる。
2.柿の木栗の木カキクケコ きつつきこつこつかれけやき。
3.ささげの酢をかけサシスセソ その魚浅瀬で刺しました。
4. 立ちましょラッパでタチツテト トテトテタッタと飛び立った。
5. なめくじのろのろナニヌネノ 納戸にぬめってなにねばる。
6. 鳩ぽっぽほろほろハヒフヘホ 日向のおへやにゃ笛を吹く。
7. まいまいねじまきマミムメモ 梅の実落ちても見もしない。
8. 焼栗ゆで栗ヤイユエヨ 山田に灯のつく良いの家。
9. 雷鳥は寒かろうラリルレロ 蓮花がさいたら瑠璃の鳥。
10. わいわいわっしょいワイウエヲ 植木屋井戸がえお祭りだ。
2)狭山の民話「なすとっかえと竜神様」(池原昭治氏採話)学習
2回目の今回は、受講生が順番に語り、間の取り方、気持ちの切り替えの訓練をしました。
タイトルコールのあとは数秒の間をとり、聴き手側に準備の時間を与える。今後詳しく指導を受けることになりますが、「死に間」という言葉を知りました。
“情景変化における間合い”、“村人の逃げ惑う状況”や“竜神様のセリフ”をどのように表現するかが、課題となりました。