普段の土曜日のスクールバスは2台位がバスストップに待機しているが、入試の日は特別運行ダイヤでスクールバスをフル動員して受験生を送迎。
1月12日(土)いきがい講座第28回
「トップアスリートの秘密」
講師:早稲田大学スポーツ科学学術院 彼末 一之教授
1.運動イメージ
①2つの運動イメージ
・3人称イメージ:運動する自分あるいは他人をスタンドからみるようなイメージ
・1人称イメージ:自分が運動するときの感覚を思い描くイメージ
②運動神経がよい人とは、3人称イメージと1人称イメージが一緒にできる人、真似が上手い人。
③出来ない動作はイメージできない。
2.運動学習とイメージ
①運動学習によってイメージも確立出来る。
②運動学習が進むと脳が覚え、運動イメージが確かなものとなる。
③好きになり楽しくなるにはある程度レベルが必要。
3.トップアスリートの生まれる要因
①生まれ・素質だけでは決まらない。
②環境・時代が重要、本人だけでは幼児期にそのスポーツを始めることは難しい。しかし、親は選べないが、指導者(コーチ)は選べる。
③訓練(練習)が一番大事。忍耐力、モチベーション+ケガをしないこと、でどのレベルまで行くかが決まる。
4.トレーニング・学習には「遅い」はない
①高齢者でも運動学習(新しいスポーツへの挑戦)が可能。
②高齢者でもトレーニング(持久力・筋トレ)は可能。
③出来ればコーチにつくこと。正しい運動→怪我の予防、楽しい。
資料出所:彼末一之教授著作いきがい講座テキスト「トップアスリートの秘密」より引用
~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【受講生の感想・意見】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
❖ 自分の運動神経はレベルでいうと4位と思っている。今さら何をどうしようと考えても思いつかないが、運動はいくつになっても学習できる・・・と教わりやはり運動を始めようと思った。
❖ イメージトレーニングの大切さが分かりました。高齢者でもトレーニング(習い事)にはコーチ(指導者)も必要との事、参考になりました。
❖ 高齢者でも運動学習、トレーニングは可能との事、人の脳の可能性を知り、意を強くしました。
❖ 運動音痴=運動神経が悪い=生まれつきと思っていたが、訓練、イメージすることで改善されるとすれば努力したい。もう遅いかもしれないけど。
❖ トレーニング・学習に「遅い」はない、新しいスポーツ可能、持久力、筋トレ可能⇒できればコーチにつく、参考になりました。
❖ 「トップアスリートのパフォーマンスを科学で考える」講義は大変興味引かれました。トップアスリートは頭が良いと言われていますが、ハードトレーニングによって身体能力だけでなく脳も鍛えられていることが、運動学習は脳が覚えると言う解説で納得できました。
❖ 先生のユーモアあふれる講義にひきこまれ、運動と脳科学が素人にも理解が出来ました。「やれば出来るはダメ、やらなければ意味がない。」「トレーニング・学習に遅いは無い」と言う先生の名言をモチベーションにして生活習慣を改善していきたいと思います。
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