夏場の高温を利用した太陽光消毒
秋の野菜づくりの準備のため今回は夏場の高温を利用し、太陽熱消毒を取り入れその効果を受講生に知ってもらうことになった。これは無農薬野菜づくりや、連作による弊害を避けることもできる。
この方法は太陽熱と発酵熱による高温と還元化による酸欠などで土壌の中の菌を死滅させ、植物寄生するセンチュウ、萎ちょう病、害虫の卵やサナギなどを、雑草の種を死滅させることが可能だ。マルチで覆う前に元肥をまく。今回は稲わら30cmにカットしたものを一面に敷き詰め化成肥料、石灰窒素も播いた。温度は60℃くらいになる。
- 肥料をまく・・今回は稲わらを30cmにカットしたものを一面に播いた。そのほか化成肥料石灰窒素も播く。
- 水をたっぷりまく・・今回はポンプでたっぷり巻いた。水の蓄熱と発酵の手助けになる。
- その上に透明マルチを張る・・3週間以上放置、できれば1か月ほしい。
こうして準備した畑に秋の代表野菜で白菜、ブロッコリー、大根、キャベツ、ニンジンなど鉢上げして適当に大きく育った野菜を植えるので秋が楽しみになった。