1.開催日時:平成30年4月20日(金) 13:30~15:30
2.場所 :狭山元気プラザ B棟2階 大会議室
3.講座名:「さやま市民大学学長のまちづくり講座」
4. 受講生:受講者数15名 出席者 15名 欠席者 0名 講座リーダー 1名 スタッフ3名
5.第2回講座:
*講師:さやま市民大学学長 小山周三
*テーマ:「まち」を「つくる」の意味を考える
1)「まち」に「暮らす」という意味を考えたことが有りますか?
*「まちは人がつくり,まちが人を育てる」
*まちは「公共財」=社会的共通資本」
*「豊かなまち」がもたらす「暮らす幸せ」?まちが「生活必需品」であることに気づこう?
2)地域コミュニティは様々な「地域課題」の解決に迫られている。
*少子、高齢化の進展⇒暮らしの変化
*ニュータウンからオールドタウン化⇒地域の再生
*若年層の減少が地域崩壊を招く⇒地方消滅、縮小都市化
3)「地域を変える」主役は誰か?
*まちづくりを支える「行政サービス」の限界
*市民主体のまちづくり⇒協働のまちづくり=市民主体の行政支援
*さやま市民大学の役割:人づくりと仕組みづくり:リーダー、コーディネーターの育成:実践のための学びの場
4)まちづくりは「幸せの地域デザイン」
5)まちづくりは「地域づくり人材」を必要とする。
6)「つくる」の意味:「造る」?目に見える構造物(ハード)を造る。
:「創る」?「無」から「有」を創りだす関係性(ソフト)
7)地域づくりの3要素:①ハード⇒箱もの、②ソフト⇒関わり,絆づくり、共感づくり、利用方法など、③ハート (ひと)⇒人づくり、リーダー、サポーター、コミニケ―タ―(つなぐ人)
8)まちづくりは「地域資源の活用」が大切
*歴史、伝統、文化、*自然、風土、*生活の営み*街並み、産業、食と農、*人材など
9)まとめ ①たった一人の力で、一つのものから、一つの店から、一つのコトからまちは変わる
②一歩の踏み出しが未来をゆくる、
③自分が出来ること、関われることの視点から「まちづくり」を考える。
<受講生の意見・感想>
*「今日のまとめ」は本当に大切なことだと実感しました。
*自分に何が出来るかを考えて行きたいと思いました。
*まちづくりには「曖昧」が必要とか。若干肩の力が抜けました。
*まちには多種多様なところがあるので、これから何があるのか楽しみです・
*個人とみんなの知恵が結集すること=まちづくりだと思う。
*今までは「まちづくり」は行政がすべて行うものと思っていましたが、「行政サービス」には限界があるこ とが分かりました。
*「つくる」」の意味を再認識しました。「創る」は地方創生ですね。
*「つくる」の意味を改めて考えさせられました。
*まちを豊かにすることが、自分の豊かさにつながると思いました。
*自分ができること、関われること、今後は視点をコミュニティに置きたいと考えています。
*これから楽しみに参加できそうです。
*頭の整理が出来ました。
*まちづくりの大きなテーマはコミュニティで、その活性化により、いろいろな 考えを聞き、集約してまちづくりに活かす事ができる事を認識しました。
<講座リーダーのコメント>草野 喜実勝
*実質第一回目でもあり、冒頭に自己紹介を全員にお願いしたが、15名中10名が市民大学講座初めての受講とい う、これまでになくフレッシュな顔ぶれで開講できたことが何より嬉しかった。全戸配布の効果だと思う。
*自己紹介を聞いて、市民大学、そして「まちづくり講座」の意味、役割の重大さを改めて実感させられました。 受講生の期待度が非常に高いことが分かった。
*小山学長の講義も、今まで断片的に「まちづくり」「いきがい」「コミュニティ再生」「学びの楽しさ」などの キーワードがすべてつながったような感じで、改めて小山学長の「学者」としての一面を垣間見た感じがしました。