春は新緑、夏は深緑、秋は紅葉の陸上競技場周回遊歩道はいきがい講座の受講生のウォーキングのコースでもあり、四季折々移りゆくキャンパスで受講すると健康にも良くお勧めいたします。
7月1日(土)いきがい講座第9回授業「コミュニティへの関わり方」
講師:東京国際大学教授 高田 知和先生
講義のテーマ
① 高度経済成長で地域社会に起こったこと
② 日本における「コミュニティ」とは
③ 「コミュニティ」についての新しい提案
~~~~~~~~ 受講生の感想・意見 ~~~~~~~~
❖地域組織は今高齢化にともなって私たちの周りでも問題になっています。脱会する人も何人かいますが、現実問題として人間関係が希薄になってきているのですから、なおさらコミュニティは必要です。高齢化が進むにつれてお互いに助け合っていかなければと思います。また今の子供たちにも地域の文化や行事は教えていくことも必要だと思います。
❖コミュニティの役割について考えることがあります。自治会の役員をやっていますが、若い人の参加が少なく困っていました。子供の参加できるイベントを増やすなど何か対策を考える必要を感じました。
7月15日(土)いきがい講座第11回授業「生涯現役の思考 —実業家・渋沢栄一に学ぶ—」
講師:東京国際大学教授 高田 知和先生
講義のテーマ
① 渋沢栄一とは「論語と算盤」② 渋沢の郷里の深谷市八基村、血洗島とその関わり方
③ 渋沢の現実的な考え方 議論より実利、「客観的な生き方」
~~~~~~~~ 受講生の感想・意見 ~~~~~~~~
❖渋沢栄一の生き方はいろいろな所に目を配り、足りないことがあれば自分と他人を動かして、学校や銀行、地方のことも考えて活動していました。今の世界もこのようにやってくださる人がいるといいなと思いました。
❖とても良い授業でした。渋沢栄一の人となりが少し解りました。とても魅力のある方だと思う。もっと知りたいと思った。
❖コミュニティのなかでは、1人では生きていけない。「私」がよく生きていくためには「公」が良くなくてはいけないとの言葉はとても重みのあることで、皆がその気持ちでいればもっと良い社会になるのだと思う。しかしこれは簡単なようで難しい。生涯現役と言う思いで今後の生き方を見直すきっかけにしたいと思います。
❖「人は生きている限り、その社会に対して責任がある」渋沢の言葉に、忘れかけていた自分も社会の一員であることを思いました。渋沢栄一は埼玉の偉人(日本の偉人)であるのに、その業績の素晴らしさを知らなかった。埼玉の子供たちは渋沢栄一の業績や人となりを教育されているのでしょうか。もっと知っても良いと思います。渋沢栄一の現実的な考え方についての資料を見せていただき、先生のお話を聞くと納得できる。現代人が忘れていることとも思う。渋沢栄一を身近に感じました。