平成29年度「早稲田大学連携いきがい講座」は18名の多彩な講師陣から、前期15回で生きがいとは何か、なぜ生きがいは必要なのかを学び考え、後期15回で正しい運動の知識と効用を、実践を踏まえて学び、健康増進の秘訣を習得します。
いきがい講座のカリキュラムに興味のある方は、自然環境に恵まれた早稲田大学所沢キャンパスで受講することをお勧めいたします。
29年度いきがい講座の受講生23名が入学式とオリエンテーションを経て、期待に胸を膨らませて、新緑がまぶしい学び舎の「早稲田大学所沢キャンパス」正門ケヤキ並木のトンネルを潜り抜け第1回の授業に臨みました。
4月22日(土)いきがい講座第1回授業「いきがい講座入門」
講師:早稲田大学名誉教授 嵯峨座 晴夫先生
講義のテーマ
①いきがい講座で学ぶこと
②少子高齢化社会の実態と将来予測
③いきがいの追及
~~~~~~~~ 受講生の感想・意見 ~~~~~~~~
❖大変分かり易く楽しい講義でした。時間一杯引き込まれる様に聴講できました。
❖とても楽しく聞かせて頂きました。生きることの意味を考えたい。
❖嵯峨座先生のお話はとてもリラックスして聞くことが出来ました。一年間欠席せずに通学できるよう頑張ります。
6月3日(土)いきがい講座第6回授業「高齢者の役割と生き方」
講師:早稲田大学名誉教授 嵯峨座 晴夫先生
講義のテーマ
① 高齢者の役割とは何か ② 高齢者の生き方と生きることの意味
~~~~~~~~ 受講生の感想・意見 ~~~~~~~~
❖高齢期になると新しい役割を取得(発見)するには、市民大学はとても有意義と感じました。
新しい役割を得て高齢者が外に出ることは色々な面で良い事と思います。
❖講座を聞いて「老いを認めたくない自分が居る」と痛感しました。「老いを認めて、そこから又自分を見つめ直す」ことが必要と思いました。もう若くはないが、まだまだ元気に過ごして行きたいものです。
❖人の生き方として「よりよきものの為に」「よりよきものを産み出す為に生きる」ことが出来れば素晴らしいと思います。
5月6日(土)いきがい講座第2回授業「少子高齢社会の諸問題①」少子高齢化と人口減少
講師:日本学術会議 辻 明子先生
講義のテーマ
① 「いきいき暮らすヒント」
② 自分の生きがいの「ツボ」を知る。
「生き生き」「やる気」を知ることで、生きがいを維持するヒントや無気力から脱するヒントを得る。
~~~~~~~~ 受講生の感想・意見 ~~~~~~~~
❖やる気の要素を考える機会を頂いた。高齢化して行く時、大いに参考となった。
❖楽しい授業でした。久し振りに書くことが多くまとめることが非常に難しいと実感しました。
❖生きがいについて、自分がどの様に考えているか文章で書くことで、再発見することができた。生きがいというものは人から教えられるものではなく、自分を振り返ることで気付くものかもしれない。
5月13日(土)いきがい講座第3回授業「少子高齢社会の諸問題②」人口高齢化と経済生活
講師:日本学術会議 辻 明子先生
講義のテーマ
① 人口高齢化の現状と人口の推移 ②社会の動きから高齢者の経済生活を学ぶ
~~~~~~~~ 受講生の感想・意見 ~~~~~~~~
❖高齢化社会の現実を改めて実感した。現実厳しい社会をどう楽しく生きていくかが重要です。先生の講義を参考にいきいき生活していきたいと思います。
❖ここに来るだけで生きがいを感じます。今日は何を吸収するかが楽しみです、自分自身の生き方を考えた。
❖今日が良ければよしと思っていましたが、これから色々考えて生活をしなければいけないと思う。
❖高齢者が4人に一人の高齢社会、将来も高齢化の進展は避けられない。高齢者が多く、寿命も延びて老後が長い。どのような暮らしをするか、高齢世代も次世代も切実な問題として考えなければならない授業であった。