開催日時 :平成28年11月15日(金)13:30~15:30
場 所 :狭山元気プラザ 大会議室
講座名 :「みんなで楽しむ国際交流講座」
受講生 :受講者数15名 出席者 12名 欠席者 3名
- 第13回講座テーマ:<わたし(たち)が考える多文化共生プラン>
★外国人と接するチャンスを増やしたい。(日本語サロン、日本語カフェ etc.)
★困っている外国人を支援したい。(翻訳・通訳ボランティア、相談窓口 etc.)
★外国人と一緒にイベントをやってみたい。(料理教室、歌声サロン、etc.)
★すでに活動中の他団体、組織に入って活動したい。(国際交流協会、日中友好協会 etc.)
講座テーマについて、全体を3つのグループに編成し、ワークショップを行い、最後に3グループの話し合い結果を発表して貰った。
以下はその主な意見。
★1、外国人と接する機会を如何に増やしてゆくか。
*市行政と共に国際交流機関や交流場所をつくるための運動を進めたい。
*外国人を支援するための日本語カフェの開設をしてみたい。
★2、外国人を支援する活動
*言葉の壁に困っている外国人の日本語学習を手伝いたい。
*民泊ボランティアをやってみたい。
*日本文化を理解してもらうために着物を着用した茶道講座を企画してみたい。
*観光客のための「さやま ガイド」講習会を立ち上げてみたい。
*2020(五輪)年に向けた街頭案内や困りごと相談の団体を立ち上げてみたい。
★3、来日者と共に行うイベントやおもてなしの企画
*日本料理のもてなし会を企画する。
*料理教室と音楽サロンを兼ねたイベントを企画したい。
*入間七夕の阿波踊りに市民大学国際交流グループとして参加したい。
★4、既成の組織や団体への参加
*狭山市国際交流協会に参加して活動してみたい。
*埼玉県が行う東京五輪外国人案内ボランティアスタッフに応募したい。
★5、異文化共生(多文化共生)について考える。
*外国人と接するとき、とかく「くちあたり」のいい対応をしてしまう事が多いと思う。それでいいのか悩む難しい問題である。
*生活文化の違いから表向きの文化交流はできても心からの理解はあり得ないと思う。
*日本と諸外国との間に展開された国家間の歴史があり、それを乗り越えるのは難しい。
*在住外国人の方々に日本における多文化共生についてのアンケート調査をしてみたい。
<講座リーダーからのひとこと>
*過去12回の講座において、様々に外国(人)との交流、海外体験、外国人のお国自慢など、国際交流、多文化共生について学んできたことを前提にこのテーマを議論してもらうつもりであったが、受講生自身、身近に外国人がいない、外国での体験も少ない、何を考えるべきかが思い浮かばない?などの理由でワークショップの結果は期待通りとはいかなかった。
*テーマ設定と講座のカリキュラム構成が上手く噛み合っていなかったということを考えさせられる結果となった。
*市内に2000名を超える外国人住人が住んでいるが、多くは日本人と結婚して来日した女性と、市内企業に研修生として期限付きで住んでいある若い外国人(企業が保証している。)なので、日常生活での日本人との付き合いを余り求めていない外国人が多いのかもしれない。