第7回 イベントの広報とPR 印刷物の基礎と共感を呼ぶ広報について
日 時:7月20日(水)
会 場:狭山元気プラザ 大会議室
受講生:出席者9名
講 師 : 上田デザイン事務所代表
武蔵野美術大学非常勤講師 上田 和秀 様
- 印刷物の基礎と共感を呼ぶ広報について
本日の講義は上田 和秀講師から「自治会の集りだと思って話をするようにしましょう」との提案があり、和やかな雰囲気で始まりました。
始めに、受講生の自己紹介と「何をしたいか? こんなことをしてみたい」を発表しました。
多くの方が、
「絵が苦手」
「デザインに悩む」
「文章が書けない」
「印刷代にお金をかけられない」
「効果的な広報とは」など、苦悩や質問をされていました。
- チラシ・ポスターデザインのコツ
1. キャッチコピーとテーマの重要性
呼びかける、語りかける、そして興味を引く印象的な言葉がキャッチコピーです。多くのチラシの中から注目を集め、見て・読んでもらうことが重要です。キャッチコピーがイベントの成功に大きく係わってきます。
2. 文字と色
<文字で伝える>
文字の形・フォントによって受ける印象が違う為、メッセージの内容、ターゲットは誰なのか? を明確にする必要があります。
<色>
色とは、デザインを行う上で欠かすことが出来ない要素であり、イベントのイメージカラーも決めておく事が大切です。いろいろな色を使う時は、違和感のない配色することを心掛けます。
3. 図版(イラスト・写真)
共通のイメージが出来る写真やイラストを使用します。空港や駅など、言葉の違う様々な人が行き交う公共の場において、非常口などのインフォメーションは、主に絵文字によってデザイン化されています。言語に寄らない視角伝達のデザインを描くことです。
若者には、QRコードを入れたチラシも効果的です。
「見るテーマ、地域に適したデザイン、印刷物の制作を中心に、これから始めるイベントの思いを考える事が成功に繋がると思います」と語って下さいました。