第4回 事例から学ぶ“まちおこしイベント”①
日 時 :6月8日(水)
会 場 :狭山元気プラザ 大会議室
受講生:出席者9名
事 例 :① 狭山市入間川七夕まつり 講 師 狭山商工会議所 専務理事 山田 道雄 様
事 例 :② 奥富かかし祭り 講師 狭山市社会福祉協議会 会長 塩野谷 延夫 様
① 狭山市入間川七夕まつり
見る七夕から参加する七夕へ、そしてクリーン作戦
入間川七夕まつりは、関東三大まつりの一つと言われ、毎年十数万人が訪れます。
江戸時代中期から行われ、五穀豊穣、無病息災を願い、雨乞い祭りとしての意味もありました。現在ではたくさんの手作りの竹飾りで覆いつくされ、様々なステージや阿波踊り、鼓笛隊パレードのイベントが行われています。
メインイベントの 打ち上げ花火 は夏の夜空を美しく彩り、観客の歓声で覆われます。
「イベントの主催者にとって重要ポイントは、事故・事件が無いまつりにする事、そして、安心・安全なまつりを開催するためには、スタッフ・警察・消防・ボランティア・その他関係機関との綿密な打ち合わせをすることが大切だ。」
「昨年は1,199人のボランティアや協力者があり、特にクリーン作戦等に力を入れた。」等、熱く語って下さいました。
② 奥富かかし祭り
昭和63年に子供会役員と公民館の協力によって始められ、平成の歴史とともに試行錯誤を重ねながら、今年で29回目を迎える奥富かかし祭です。
地域の親睦と発展、コミュニティづくりとふるさと意識の高揚、さらには田園風景が残る奥富の自然を守り、秋の風物詩として「かかし祭」を通じて地域発展と調和を図り後世に伝える事、そして地域に伝わる伝統芸能や文化を守り育てることが目的です。
「地域住民が楽しんでもらうための企画は、地域参加型のイベントにする事、子供から大人まで楽しめる「かかし」をみんなで作りあげる事、寄付や協賛品もみんなで集め、賞金・賞品としたのが、今でも受け継がれています。」と嬉しそうに話されているのが印象的でした。