☆開催日:平成26年11月6日(木)10:40~17:05
☆場 所:東京消防庁救急相談センター(池袋防災館)
☆講座内容:・バス見学会「東京消防庁救急相談センター(池袋防災館)」
☆講師: NPO法人わが街さやまの防災ネットワーク防災士・上級セーフティリーダー 大城戸修一
いつもに変わらぬ集合ぶりでバスは狭山元気プラザ内東部備蓄倉庫前を定刻に出発、一路東京を目指した。
車内では、車中研修として大城戸修一講師によりクイズ形式の出題があった。「あなたが考える災害とは、災害の定義、災害の種類、地震とは、地震対策、その他の災害」についてである。途中、三芳PAで休憩、練馬ICで下りて予定より50分も早く目的地の池袋防災館着。4F受付へ。予約時間まで館内や外への散策等で時間を過ごした。
ようやく見学時間になり、ガイドの齋藤さんの引率で各種体験のために5階へ移動。各班に分かれて、平成24年リニューアルし、東日本大震災や長周期地震動等を加えた5種類の地震の揺れを体験できる「地震コーナー」で震度7の揺れを体験。ここでは、揺れを感じたら、まず「身の安全」そして「落ち着いて火の元確認、初期消火」ということを学んだ。
防災館の都合で、2番目に煙の性質を学び、煙の中で出口を探しながら避難する「煙コーナー」の体験。ここでも「腰を低く、ハンカチを口に」と注意が。3番目に仕上げ予定だった「視聴覚教室」での大地震で被災した家族を描いた映画を鑑賞。最後に、大型スクリーンに映し出される本物さながらの炎に向かっての消火をする「消火コーナー」を体験。この貴重な体験が帰りの出題に活かされることになる。ガイドの斎藤さんは狭山市在住という驚きに加え、帰りには研修記念にソーラー発光器のおまけが配布された)。
復路の車中研修出題は、想像・イマジネーション想定での「あなたはどう対応しますか」との問いかけに、受講生は揺れ(静かなバス)の中でも真剣に考え落ち着いて正解の回答をしていた。次いで、狭山までは「どうしたら身を守れるか」市・防災課から借りてきたDVDの画像を鑑賞。全員無事に予定より早く狭山元気プラザに帰着した。
写真は、東京消防庁救急相談センター(池袋防災館)正面と4階受付付近。受講生は防災グッズとパンフレットの収集に忙しいようだ。
(左)地震体験の部屋で談笑する受講生 (右)地震発生のメカニズムや地震についての基礎知識を解説する「セキュリティ象さん」(正面スクリーン)
(左)地震だ!震度7の揺れが来た。まず「身の安全」で机の下へ。想定以上の揺れを体験。
(右)「煙」体験室へこわごわと入っていく。
(左)「視聴覚室」で東日本大震災の状況を鑑賞 (右) 大型スクリーンに映し出される本物さながらの炎に向かっての「消火」体験。腰も下りており、満点の評価をいただいた。