健康づくりの秋
異常な暑さと想定外の集中豪雨の夏が過ぎました。9月の訪れとともに、さわやかな秋の季節が巡ってきた。春夏秋冬の季節が巡ってくるのは当たり前のことですが、夏から秋への移ろいの中には、独特の気配と気持ちの入れ替え気分のようなものが漂ってくるのは不思議である。秋は食べ物がおいしくなる「食欲の秋」、からだを動かしたくなる「健康の秋」でもある。「読書の秋」を楽しむのもいい。さわやかな空気と心地よい風を感じながら、秋という季節を存分に楽しみたいものです。文化祭など様々な「行事の秋」でもあります。
健康寿命を延ばす
人間は誰でも生きている限りは「健康(well-being)でありたい」と願う。「健康になれるのであれば死んでもいい」、などというブラックジョークを聞いたことがありますが、病気(ill-being)になってはじめて健康の有難さを思い知るのが人間である。健康で長生きできれば、これほど素敵な人生はない。もう一つ加えれば、自分の存在が誰かの役に立っている、という生存の実感が元気の素になる。そのためにも、「健康第一」の日常生活を大事にしたい。健康寿命と平均寿命の間には10歳ほどの開きがある。どうしても、自分の力だけでは生きられないケアと支え合いを必要とする時期がやってくるかもしれない。しかし、その前に、健康寿命をいかに伸ばすかを社会ぐるみ、地域ぐるみで考え、実践する必要がある。
「歩く」ことの経済効果
一人が一日2,000歩ほど歩くだけで、人口10,000人当たりで、年間4億円の医療費抑制効果があると試算されている(筑波大学調査)。わずか10分、20分の散歩あるいはウォーキング効果が、健康づくりに大いに役立ち、さらに社会的費用の抑制効果につながるとすれば、「歩く」ことの経済効果は一石二鳥ということになる。来るべき11月2日(日)に、「Well-beingウォーキングin狭山」が狭山市自治会連合会、西武鉄道、狭山市の共催により実施される。新狭山駅北口徒歩3分の中原公園を起点に、ゴールの狭山市駅前を目指す。秋の風物詩・奥富の「かかし祭り」や入間川河川敷歩きを楽しみながら、郷土の自然を体感し、健康の有難さを実感する一日にしたら如何でしょうか。航空祭の前日でもあるので、ブルーインパルスの迫力満点の飛行練習も見られるかも知れません。コースの途中には、自治会が担当する「おもてなし会場」が設けられ、楽しいウォーキングを盛り立てることになっています。
well-beingには、健康、幸福の意味があります。楽しく歩いて,幸せを実感しよう。
詳しくは、こちらをクリックしてください。⇒ 「Well-beingウォーキングin狭山」
西武鉄道 ウォーキング&ハイキングは、こちらをクリックしてください
⇒ 「Well-beingウォーキングin狭山」 ※10・11・12月号 2ページ右側中央