国際交流、多文化共生活動の事例紹介
開催日時: 平成29年6月20日(火) 13:30~16:00
場 所 : 元気プラザ大会議室
受講生 : 10名 出席者:10名 オブザーバー:1名
講 師 : 1.飯能市国際交流協会 会長 市川洋太郎氏
・・・・・・・・2.公益社団法人埼玉県国際交流協会 福田智子氏
講 演 : 1.飯能市国際交流協会 会長 市川洋太郎氏
平成29年度飯能市国際交流協会事業
【日本語学習支援事業】在住外国人対象日本語教室
・夜の日本語教室(飯能市との共催事業) 午後7:30~9時(毎週木曜日)
・日本語教室 午後1時30分~3時(毎週土曜日)
・日本語の教え方 ボランティア対象教え方教室
【在住外国人支援事業】外国人主体の活動支援
・外国人対象安全、日本文化、その他各種教室の開催
・外国人のための交通安全教室
・駿河台大学共催・連携による留学生交流事業への参加
【多文化交流事業】飯能市に在住、在学、在勤する外国籍の人達との交流事業
・外国人のための交通安全教室
・外国人による日本語スピーチ発表会企画・運営 駿河台大学
・姉妹都市ブレア市高校生訪問団との交流事業
講 演: 2.講師:福田智子氏 公益社団法人埼玉県国際交流協会
名称:公益社団法人埼玉県国際交流協会
設立:昭和62年(1987年)6月1日 今年で創立30年を迎えた。
所在地:埼玉県浦和剛堂庁舎3階(北浦和駅徒歩10分)
概要
協会の事業の3つの柱
1. 国際交流・国際協力に関する事業
・外国人案内ボランティア育成講座・昨年度スタート2019年度までに計5,000人を育成予定
2. 多文化共生社会の実現に関する事業
・通訳・翻訳ボランティアの紹介
・日本語を母国語としない子供と保護者の高校進学ガイダンス
3. グローバル人材の育成(世界を舞台に活躍が期待される人)
・グローバル人材育成センター埼玉・「外国人留学生や日本人学生を支援」
外国人総合相談センター埼玉実施概要
相談日時:毎週月曜日~金曜日 午前9時から午後4時まで
対応言語:英語/スペイン語/中国語/ポルトガル語/韓国語/タガログ語/タイ語/ベトナム語
TEL:048-833-3296
東京2020大会のボランティアについて
1. 大会ボランティア
競技運営、会場案内、輸送などの大会運営に従事
活動場所。 競技会場、選手村、会場及びその周辺
運営主体 東京2020大会組織委員会
母数規模 約8万人を想定
募集開始 2018年秋ごろの予定、大会中に10日以上参加できる方
書類選考、面接や研修が課される。
2. 都市ボランティア(大会関連ボランティア)
活動内容 国内外からの観光客への観光案内、交通案内に従事
活動場所 会場周辺駅、ターミナル駅、観光地など
運営主体 各自治体
規模 東京都では1万人以上を募集、埼玉県内のボランティアについては、平成28年に検討予定
募集開始 2018年夏以降
5日以上参加できること
事前の研修が課される。
講座受講後埼玉県多文化共生ボランティア登録システムに登録
~~~~~~~~~~~~~ 受講生の意見、感想 振り返りシートより ~~~~~~~~~~~~~~
1. 飯能市国際交流協会市川会長の話を聞いての感想
・外国人にものを教えることの難しさは、集合教育は無理でマンツーマンの教育が必要それだけに多数のボランティアが必要となる。
・交通安全教室をされているのはとてもよいと想う。その他ゴミ出しのルールを学べる場所があれば日本人とのとラブルも少なくなる。
・韓国の小さな島との交流の話興味深かった。
・地元密着での活動うらやましく想う。狭山市も見習って欲しい
2. 埼玉県国際交流協会の活動について
・外国人案内ボランティアを目指し育成講座への登録方法を目指していたので参考になった。
・住民登録する際に、日本語教育の受け皿、協会の連絡先を教えてもらえること
・優しい日本語の意味が素晴らしいと思いました。ボランティア育成講座に興味を持ちました、できたら受けたいと想います。
・オリンピックに向けて具体的な活動が始まっていること。
・多くの講座があり、外国人にとって便利な窓口が用意されている。
3. 国際交流を始めるとしたらどんなことができますか
・小学生の理科教育に興味がある。外国人によき教育ができるよう、外国人案内ボランティア育成講座を受講したい。
・日本語教室でのボランティア
・国際交流協会の活動に参加する
・視野を広げて素直な気持ちを持ち対応する。わかること、わからないこと自分の判断をしっかり認識できるようにして、ボランティア活動に役立てたい。
~~~~~~~~~ 講座リーダーのコメント 江頭 誠治 ~~~~~~~~~
受講生の皆さん皆が,狭山市在住の外国人と交流を行い、日本語を教えるボランティア活動を行いたいとの希望が多い。外国人へのボランティア活動を育成する窓口が埼玉県国際交流協会にあり、組織的に育成が行われていることが今回の講演により判明したので、それらの講座を実際に受講してボランティア活動に役立てたいと思う受講生が増えつつある。また2020年オリンピックに関しても開催に向けてのボランティア募集が始まるので募集に応募して積極的に活動を行いたい受講生が見受けられる、狭山市においてもゴルフの会場が決定しているので、狭山市駅が観客の輸送に大きな役割を果たし、外国人の案内等でボランティアの機会が増加する。国際交流講座においても、外国人との交流を深める絶好の機会到来としてとらえ、準備を進めていきたいと考えている。