平成27年5月22日:生業(なりわい)の体験を聞く・学ぶ(主に田仕事)
市民講師:木下憲二さん
狭山市柏原在住。木下家の当主として、28代目。ちなみに初代は石川県 能登半島出身とのことです。
幼少のころより家業手伝いとして農業に携わってこられました。木下家では「作米(いまふうにいうと使用人)」が20人ちかくいたこともあったそうです。
田仕事については、稲作の一年を順序だてて、話していただきました。田仕事における独特の仕事についての呼び方、馬を使った農作業の話、さらに、農作業の道具の話のほか、食文化としての「ぼたもち」「うで饅頭(ゆで饅頭)」など興味深い話をお聞きしました。
また、今回は髙橋講師に聞き手をお願いしました。
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ちょっとおもしろい話
「とらの日には、種をまかない」猛々しいとら その日には種をまくのは、ふつりあい?
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(後日談)木下さんが中心になって主宰されております、柏原地区子供イベント(田植え体験)が 6/14(日)おこなわれました。
- 田植え前(目印の綱を張って田植え準備ばんたん)
- 田植え一斉スタート
- なかには、大人かおまけの児童も
- こんなにきれいに植えられました。秋の収穫が楽しみです。
でも、その前に「水回り」「草取り」などの重要な作業も忘れてはなりません。
なにしろ、「米づくり」はその字のごとく八十八の手間がかかると言われています。