身体活動・運動による健康効果
日時 : 令和元年6月8日
場所 : 早稲田大学所沢キャンパス
講師 : 早稲田大学講師 川上涼子
1.ロコモティブシンドローム(運動器症候群)
・運動器とは……身体を動かすための器官 = 骨・関節・筋肉
・片足又は両足での、立ち上がりテストで移動機能の確認
2.指輪っかテスト
・両手の親指と人差し指で輪を作り、利き足でない方のふくらはぎの一番太い部分を軽く囲む。
・隙間ができるほど、転倒・骨折などのリスクが高い。
3.座位行動
・座位時間による死亡リスク。長い時間座っていると死亡リスクが高い。
・「座りすぎ」が寿命を縮める。
4.肥満に対する遺伝子(FTO gene)の影響
・高齢者においては、肥満遺伝子は体格指数と関連しない。
5.高齢者の健康
・動物性たんぱく質を摂取する。
・栄養バランスのとれた食事を心がける。
・適度に体を動かすことを習慣にする。
6.スポーツ観戦と健康
・プロ野球観戦が高齢者の健康指標に効果がある。
・プロ野球観戦において抑うつ指標が改善した。
7.狭山市及び所沢市の健康づくり支援の紹介。
・公式ウォーキング、すこやか体操教室 他
受講生の感想・意見
・沢山のデータを見ながらの授業は分かり易く楽しかったです。
・楽しく運動の必要性を理解できました。
・動くことがいかに重要かを学習させていただきました。気をつけて身体を動かすようにしたいと思います。とても役に立つ講座でした。ありがとうございました。