日程: 2月4日(月)
講師: 狭山市文化団体連合会 前会長 横山千枝子 様
会場: 狭山元気プラザ 大会議室
受講生: 出席27名
1. 「外郎売りの口上」を朗読しました。
2か月ぶりに「外郎売りの口上」で発声と活舌の訓練をしました。受講生の皆さんは自宅で練習してるようです。多少遅れることもありましたが、目標5分にあと一歩、おおよそ6分でした。
2.狭山の民話『かまどの神さん縁結び』(さねとうあきら作)を練習しました。
・前回学習したオノマトペ(擬声語、擬音語と擬態語)、『かまどの神さま縁結び』にも擬態語があり、「-がら、がら、ずっしー ん!」、「・・ぞろぞりろ・・」、「・・クリクリ・・」、「・・パオパオ・・」の語りでは、単に文字を読むのではなく、情景が伝わるようにしっかりとイメージし、時にはオーバーと思えるアクションをつけて、何度も繰り返し練習しました。
・セリフの語りでは、例えば、おトクのセリフ「へい、十八になりやした・・・」や「ああ、ああ・・・だれか・・・」、名主のセリフ「せっかくでござりやすが、娘のスミは嫁入り先がが決まっておりますゆえ・・・」や「お、おトクでござりやすか!」、神さんのセリフ「おトク、おめえはいくつになった?」や「ならおめえにも、良縁を授けねばなんねえ」、天狗のセリフ「アハハ、よく来た、よく来た、待ってたぜ」や「だまして悪かったな、おいらが行ったら怖がるから、森の衆に助けてもらった。おい、正体だせや」、身分の高い武士のセリフ「おたくの娘御を、若君の嫁御に迎えたい」や「おスミとは申さぬ、おトクと申される娘御がおられよう・・・」など、舞台に立つ役者になりきり、お客様に情景や感情が伝わるように、目線を変え、適度にゆったりと時には早口で語れるように、何度も何度も繰り返しました。
・班の中で民話を語る担当部分を決め、部分ごとに5名が順番に語り、テクニックを高めていきました。
なお、写真は「外郎売の口上」を全員で朗読しているところです。