【後期】地域の防災リーダー養成講座 第6回報告
●開催日 :平成30年11月24日(土) 9:30~12:00
●場 所 :狭山元気プラザ グラウンド、エントランスホール
●講座科目:
『防災訓練』 ①はしご車体験 ②水消火器訓練 ③応急処置 心肺蘇生訓練・AED取り扱い訓練 ④119番への電話のかけ方
●講 師 :
・埼玉西部消防組合 狭山消防署 富士見分署 北條司令補以下2名
・埼玉西部消防組合 狭山消防署 救急隊 富張隊長 以下4名
●講座内容
『防災訓練』
①はしご車体験:普段乗れない車両に搭乗して、受講生は各々感動しておりました。更に、消防の任務の重大さを理解するとともに地域住民の防災の意識を高めることが必要であることの貴重な体験をしました。狭山消防署配備のはしご車は高さ25m迄(7~8階)の対応が可能であり、所沢消防署には高さ40mまで対応可能なはしご車が配備との説明もありました。今年は高所恐怖症の受講生は居らず全員が貴重な体験をしました。
②水消火器訓練:
火災発見時は大声で「火事だ~」と叫び近所住民への火災を知らせること、消火器の使い方(一ピン・二ホース・三レバー)、消火器の種類、噴射時間、避難口を背に身の安全確保、消火器は初期消火に対応しており炎が天井まで達したら即避難し119番通報をすること、天ぷら鍋発火時の消火方法(天井部分から火元へ)、また、家庭用火災報知器の点検(電池切れ)等の指導後、受講生全員が水消火器による消火訓練を体験しました。
③応急処置:
(心肺蘇生訓練)
習得した復習として、リトルアンを使用しての、発見、声掛け、救助応援要請、呼吸の有無、心臓マッサージ、人工呼吸について富士見分署北條司令補よりの指示に従って、受講生は手順などを思い出しながら全員心肺蘇生訓練を実施しました。
(AED取り扱い訓練)
心肺蘇生の中におけるAED取り扱い訓練を全員が手際よく行っておりました。今回は、第4回、5回目の講座で使用したAEDと種類の違うAEDも使用した訓練を行いました。北條司令補よりAEDの種類の違い(開蓋すると自動で起動するタイプと電源ボタン押下して起動するタイプ)の説明を受け、内野消防士による一人で行う場合の基本も確認して受講生も全員理解できた訓練となりました。
④119番への電話のかけ方
訓練用の総合指令所卓と電話を使用しての119番通報訓練を実施しました。受講生から積極的に通報希望者が出て臨機応変な通報を行っておりました。
通報内容は、場所(主な目印になる建物等)、救急の場合は男女別、大人か子供か、年齢、傷病の内容その程度、携帯電話またはスマートフォンの場合はその場所に留まっていることが望ましいとのアドバイスも受けての訓練となりました。