さやま市民大学公開講座 「2020年に向けてスポーツを考える」
「する・観る・支えるスポーツ」を語る
1.はじめに
さやま市民大学の「地域コミュニティ創造塾」と題した公開講座「第2講」は、色々と話題と期待の多い「東京オリンピック・パラリンピック」に向けて、西武文理大学・加藤三彦教授より“スポーツの楽しみ方”と題し講演会が開催されました。教授は下記に紹介の通り、秋田・能代工業高校のバスケットボール部を全国優勝30回に導いた名監督です。その名監督の講演は冒頭より狭山市民に「活」を入れるかの様な、活気があり充実した120分でした。
2.講師:加藤 三彦(かとう みつひこ)教授のプロフィール
西武文理大学教授、同大学バスケットボール部監督(2010年より)
・ 1962年 秋田市生まれ ・ 筑波大学体育専門学卒業
・ いすゞ自動車㈱/バスケットボール日本代表
・ 秋田県立能代工業高等学校教諭、教育専門監督兼任(3年間)
同校バスケットボール部コーチ/監督/全国優勝30回
☆ 受賞歴
2002年 日本青年会議所(JC)『人間力大賞』
2006年 文部科学大臣『文部科学大臣優秀教員表彰』
☆ 資格
日本体育協会公認スポーツ指導者バスケットボール上級コーチ
日本バスケットボール協会・公認A級コーチ
埼玉県バスケットボール協会・理事、指導者育成委員
NPO法人スクエアステップ協会:スクエアステップ指導員
☆ 著 書
『努力が結果につながらない人に気づいてほしいこと』
『前進力』~自分と組織を強くする73のヒント~ (以上 西武文理大学のHPより)
3.講師から
2020年は、埼玉でもサッカー、ゴルフ、バスケットボール、射撃の競技が行われる。母国開催のオリンピックを楽しむためには、自らが健康でなければならない。先ずは、自らの健康維持のための「する」スポーツを理解し、価値あるオリンピックをどのような立場で「みる」「支える」ことができるか…に繋げて行けるようなお話ができればと思っています。 狭山市民の健康意識向上、東京五輪「準開催国」意識向上になれば幸いです。
4.演題:スポーツの楽しみ方
・ 2020年のオリンピック・パラリンピックを楽しむには、自分が健康でなければ意味がない。そのためには、日々の生活に運動を取り入れて実践することが欠かせない。
・ 自己紹介が済むと会場の皆さんを相手に、座ってできる健康チェックを実践、更に五輪の輪の謂れや、皆さんに五輪を組合せさせる…等々、身体を使っての講演でした。
・ プロジェクターによる日本人の平均寿命の最新版のデータや高齢者に適した運動プログラムまたスポーツボランティアについての丁寧な説明などなど盛り沢山でした。
・ 加藤教授から、さやま市民大学の修了生「レインボークラブ」の進めている「まちじゅう健幸サロン」活動への“賛同の言葉”がありました。西武文理大学サービス経営学部の目指す「おもてなし」の方向にマッチしているのだそうです。
・ 今回、受付から進行のお手伝いに西武文理大学の学生さんが一緒に参加してくれて、会場の雰囲気が若返った感じでした。