さやま市民大学公開講座 「狭山市の“観光都市創造”を考える」
『IT(愛茶)都市狭山』の創造を!
1.はじめに
さやま市民大学は「地域コミュニティ創造塾」と題して、3回シリーズの公開講座を開催いています、その開催趣旨として事務局からは
① さやま市民大学の存在と活動を広く市民の方々に知って頂くための「公開講座」です。
② 参加しやすい講座とするために、狭山市駅西口に隣接する市民交流センターを会場とし、「夜間開講」としました。
③ さやま市民大学に期待される役割である「協働のまちづくり」を推進するための「まちづくり支援機能」を「公開講座」の名の下に果たして参りたいと考えております。
④ 現役の受講生、地域で活動している修了生はもとより、地域課題解決型の市民活動に関心ある市民、学生、社会貢献を企業価値と考える商工事業関係者など、幅広い活動領域 の方々のご参加を期待しております。
公開講座の開催趣旨をご理解いただき、皆様方のご活躍の糧となる情報提供に努めて参り たいと考えております。ご支援、ご協力の程、お願い申し上げます。
2.講師:望月 照彦氏のプロフィール
多摩大学客員教授 / 都市プロデューサー
1943年 静岡県生まれ
1969年 日本大学理工学部大学院卒業
日本大学助手、民間ディベロッパーを経て独立
1977年 日本大学理工学部講師
1979年 望月輝彦都市建築研究所設立
1989年 多摩大学経営情報学部教授
1990年 望月照彦研究所設立
《望月輝彦研究所代表プロジェクト》
都市創造、まちづくり、産業観光戦略、起業サポート、商店街再生、コミュニティビジネス育成、産業振興等、行政・民間のプロジェクトを多数手掛ける。
他に著書・共著が多数あり。
3.演題:狭山市の“観光都市創造”を考える
-地域価値資源を活用した差異化の構想―
☆ なぜ、観光立市を目指すのか……狭山市の持つ可能性の扉を開ける。
・都市観光ではない都市・地域は存在しない
……追随都市ではなく、差異化都市へ脱皮し「唯一無二」の観光地だけが生き残る。
・大切なのは「よそとは違った物を考える」ことが大事
・市民の≪誇り≫と≪地域愛≫が成功のカギとなる
……色々な事例紹介をされて、望月先生からの提案は
☆ 「お茶文化都市・さやま」のIT(愛茶)都市構想を目指せ! にあり、具体的には
・「百万人のティパーティ」構想を以前から温めていた。
・狭山に来ると、世界中のあらゆるお茶が楽しめ、ティサロンがお客様をお招きする。
・海外の例としては、イギリスのピーターラビットの丘の町の「ティショップツアー」に は感動したことがある。
・その人気は「ティサロン+お花屋さん」「カフェ+古書店」「ティショップ+ファッションブテック」などが、街々に《オーチャードストリート》が展開されている。
……世界でただ一つの幸せの「ティタイム都市」を目指して欲しい!
4.手造りの「地域コミュニティ創造塾」は…
この3回シリーズは、「さやま市民大学」の各講座スタッフが分担して進行させることが特徴で、初回は「まちづくりコース」が担当しました。
ただ、平日で時間帯が17時から19時という開講設定に、正直 皆さんには集客数の心配もあったようですが、写真の通りの結果でした。
最後の質疑応答には活発な意見交換が行われて盛り上がり、続く2回、3回への期待が高まりました。
仕事モードから睡眠モードに変わるひと時を、みんなで一緒に知的な創造モードに集中するのも新鮮でした。
終了後、巷は宵の口 現役だった頃は「一杯やりますか?」の時間帯……想像を具体化された出席者もおられたとか・・・?