さやま市民大学 協賛講座
広報委員の取材日記「『パソコン講座』初級・中級」
1.「パソコン講座」のねらい
生涯学習の科目の中で長年根強い人気があるのがこの「パソコン講座」です。今年度からは運営方式が変わりました。修了生の一人として、その辺が気になる事もあって併せて取材させて頂きました。受講生募集時の案内書には、「初級」ではパソコン用語を理解し、文章作成や表計算・グラフの作成、インターネットや電子メールの操作ができることが目標に、市民活動に必要なパソコンのスキルを学ぶこと。
「中級」では、初級レベルの修了者を対象に、Word・Excelの応用、デジタル写真の活用、パワーポイントの基本操作を習得して、修了後は市民活動やボランティア活動など地域の活性化に貢献する人材を養成要請する。と、書かれています。
2.中級コース
両講座ともは火曜日が開講日で、午前中(10:00~12:00)が「中級」。午後(13:30~15:30)が「初級」の順です。講座数は両方とも29回開催され、来年2月21日まで続きます。
取材したのが9月13日(火)で、13回目の講座で内容がインターネットの2回目。
実際にネットに接続しての講義、講師は「戸田先生」でした。
Yahooやgoogle等の検索エンジンを活用する方法、
それを使って狭山ルシェやさやま市民大学のホームページを閲覧しての実習。
他にもカリキュラムを見ると、これを習得(自分の努力も含め…)すれば、一般的に必要な知識は網羅される様です。
運営方式が変わった件、まず講師ですが、長年パソコン講座をスタッフなどで支えて来られた「さやま市民大学同窓会、狭山パソコン支援の会」が中心となり担当されております。それに「テキスト」も、その皆さんが長年蓄積された知識をもって、分かり易く編集された“手造り品”なのです。だから、市販のテキストになぞって機械的に進める講座でなく、皆さん方の顔が輝く時間でした!
3.初級コース
引き続き午後の初級コースを取材。
パソコン講座は機材の関係で募集が20名と上限があり、毎年抽選で受講生が選ばれているのだ。人気講座だから運営方式が変わってもその流れは同じ様でした。
午後の講師は三保谷先生で、今日の講座内容が「図形描画」です。ソフトはWordを使っての図形を作り、色を付ける……皆さんは、こんな方法もありか?と感心しながらの講座でした。ここでもテキストは講師の方々の手造りです。もっと詳しく言いうと、市販のWord基礎編のテキストの「図形を作成する」を見ると、2ページに分けて簡単に説明しているが、この手造りテキストでは12ページに渡って、ステップ毎に説明が加えられており“自習”でも十分に習得できそうだ。
確かに筆者も実感の、日々記憶機能の低下に悩む年代にピッタリ(失礼)合った講義方法と感心しました。中級もそうでしたが、スタッフの方々は女性がしっかりとサポートされていて、きめ細かな進行でした。
スマホ等への流れがますます増え、ネットや電子メールが当たり前の世界に「繋げられるか否か」が、残りの人生に影響が……。