パソコン学科(中級A、実用)担当 荒木一晴
パソコン学科は入門、初級、中級及び実用の4コースがあります。内容を簡単に紹介しますと入門コースはパソコンに触れたことがない方、これから学ぼうとする方が対象です。
初級コースはテキストや資料を見なくても用語を理解し文章(表、画像を含む)を作成しインターネット、電子メールなどの操作ができることが目標です。
中級コースはワードやエクセルの応用・操作、インターネット、電子メールの活用、デジタル写真の活用などができることが目標です。
実用コースは中級コースを修了レベルの方が対象で地域・町内・クラブ・サークル・企業関連などの活動に役立つ能力を取得することを目指します。
講師を紹介しますと入門コースは「さやま市民大学」の前身で生涯学習では実績のあるSSCC(狭山シニア・コミュニティ・カレッジ)修了生が担当し市民講師となります。初級・中級及び実用コースは専任講師が担当します。
授業開催日は原則として月曜・木曜日です。講義の進行は講師、スタッフ(3~4名)で構成され、受講生の皆さんが授業中にパソコン操作で困った場合、挙手などにより合図をして頂くと直ちにお手伝いができる体制になっています。なお、スタッフは市民講師と同様にSSCCの修了生です。
26年度の入学者は92名(入門20名、初級15名、中級37名、実用20名)で全員元気に頑張っています。さやま市民大学では、カリキュラムの他に入学式、体育祭、学園祭、修了式の大切な行事があります。これらをスムーズに行うため毎月初めにホームルームを行い、連絡事項の徹底、意見交換、情報交換・伝達を密にしています。
8月は夏休みですが9月に入ると学園祭のポスター作成が各クラスで一斉に始まります。また、これらの入選作は各公民館、地域の自治会の施設などで市民の皆様の目に留まると思います。
授業の進行状況は各クラスともカリキュラムに沿って順調に進んでいます。例えば入門コースはマウス操作、ウインドウ・画面の操作、入力、文字の挿入と削除、コピーと移動、書式の設定などです。初級コースはパソコンの基本操作、ワード文書及び表の作成と編集、グラフィックスの利用、文書とはがきの印刷などです。
中級コースはファイルとフォルダー、ワードの種々な書式設定、図解とグラフの利用、データの活用、長文作成機能及びインターネットの利用などです。実用コースはレポート作成、グラフィック機能、段組みと表、課題作成、デジタル写真の活用、インターネットの基本操作/情報モラル・セキュリティ、便利なウェブサイト・機能などです。エクセルは各クラスとも9月以降の学習になります。