第7回 聞き 書き 調査の内容と方法の学習(その2 調査班のグループ化 )
写真提供 : スタッフ 米田香子
文 章 : 受講生 鈴木房子
平成27年1月9日 狭山元気プラザにおいて、「(第7回)さやの生活文化伝承講座」ありました。今回の講座では、聞き書き調査実践の予行演習として、髙橋光昭先生自らが話者となられてお話をされ、それに、受講生が先生に質問をして記述をするという内容でした。
髙橋光昭 先生が話者となられ、先生の生い立ちから現在に至るまでのお話してくださいました。
今回の講義は、最初に先生のプロフィール ― 狭山市役所入庁時代の話 ― 古文書とのかかわり ― 市史編さん時代の苦労話 ― 博物館長時代のエピソード ― そして現在まで等々の話があり、これに関して受講生が質問して、先生にお答えいただくという形式でした。
受講生からの質問で多かったものは
◎古文書に関すること
・どうして、古文書を読解できるようになったのか--(独学で学んだとのことでした)
・古文書講座に関すること―人気の秘密
◎狭山市史編さんに関すること
・編さん事務局長として、資料収集のための聞き書き調査時のエピソード--(お話が聞けるようになるまでの、人間関係の大切さ)
・編さん執筆のためボールペンが三日でなくなった話--かといって市史に名前はのっておりませんが!
・なぜ今「生業(なりわい)」を取り上げたか--
◎現在のこと
・いろいろな講座の講師をしていらっしゃいますが?--(先生自身は「お礼奉公」だといっておられました)
※ 髙橋先生は、先日の狭山市制施行60年の記念式典では市政功労者の感謝状をうけておられます。
狭山市文化財審議委員会 副委員長
さやま市民大学 狭山の歴史学科講師
狭山博物館主催 古文書読解講座講師 等もなさっておられます。
講義を終わって
お人柄か、豊富な知識をユ-モアを混えつつ、しかもていねいに、お答していただきました。同時に、聞き書き調査の実体験トレーニングでしたが、むずかしさをも感じた講座でした。