★実施日時:令和4年7月6日(水)13:30~15:40
★サテライト会場:狭山元気プラザパソコンルーム
★講師:狭山市市民部次長 濱田 美佳
★受講生:出席 9名 欠席者 0名 オブザーバー:川口彰久
★講座スタッフ:草野喜実勝、江頭誠治、鈴木悦子
★第2回講座テーマと内容:
◎狭山市がめざす「協働のまちづくり」
~協働ガイドラインからまちづくり条例制定、そして今後の展開~
◎協働ガイドライン(平成24年7月策定)
~協働とは?~
・市民や市民団体と行政が、持てる知識や技術や資金を出し合って、市民福祉の向上と自分自身の満足と生き甲 斐を得ることである。⇒市民と行政が対等な立場で役割分担し、お互いの特性を活かし、相互に協力し活動することであり、市民と行政がお互いの得意な分野で事業に取り組むことにより、充実した事業や市民ニーズに合ったきめ細やかなサービスを提供すること。
◎協働ガイドライン:
・意見交換会の実施:市民と市が地域の課題について対話を重ねるためのワークショップを行い、市民活動に活かしている。
・市民大学:地域課題を解決するための人材の育成の場。体育祭や文化祭、交流会を行い、人と人のつながりをつくる。
◎協働によるまちづくり条例(平成31年4月制定)
・前文】~私たちのまち狭山を誰もが住みたい、そして住み続けたいと思う魅力あふれるまちとして、次の世代へ引き継いでいくためには、狭山市への愛着と誇りを育み市民及び市が連携してまちづくりに取り組む必要があります。そこで、「自分たちのまちは、自分たちでつくる」を合言葉に、市民及び市が力を合わせて魅力あふれるまちづくりを進めていくため、この条例を制定します。
◎市民大学の学びをまちづくりに活かす
①課題の抽出、②先輩たちの活動を知る、③仲間を作る、④自治文化課に相談する
・学校帰りの子どもの居場所を作りたい ・狭山の文化や歴史を後世に残したい
・高齢者の外出支援対策をしたい ・地域の困りごとを解決したい
・市内にはこれらの課題を解決するために活動している団体が多数あります。
また、協力してくれる企業も有ります。先ずは市役所の「自治文化課」に相談してみましょう。
◎受講生の皆さんへの問いかけ:
☆あなたにとっての「好き続けたいまち」とはどんなまちですか?
(この問い掛けにに対する受講生からの”回答”は集まり次第纏めて後日講師の濱田次長に報告する予定です。)
<受講生からの意見>
● 約10年間に亙る狭山市の協働自治政策は他の自治体ではあまり見られない、独自性の高い政策効果を挙げてきと思いました。
●「協働のまちづくり」は市民大学の受講生のの学びとそこで知り合ってコミュニケーションと絆から対話が始まりひいては「まちづくり」へと発展するのだと思います。
<講座スタッフのコメント>
●そもそもさやま市民大学の生みの親とも言うべき「父文化課(旧協働自治推進課)を長年担当された濱田次長のお話は、同じく10年近く市民大学に携わってきた者としては、とても分かり易く、十分に行政としての期待も含めてとても良く理解できた。