★ 実施日:令和2年2月21日(金 時間 13:30~15:30
★ 場 所:狭山元気プラザ 大会議室
★ 担当講師 :さやま市民大学 小山周三学長
★ 講座スタッフ :講座リーダー 江頭誠治、スタッフ:綱島佐智子、松瀬陽子
★ 本日の講座のねらいと内容:
●あなたがやりたい「想い」と「企画・実践プラン」の受講生発表表
◎小山学長:月3万円ビジネスとは、月に3万円しか稼がないビジネスのことです。
自分と社会を幸せにする小さな仕事を複数もって、楽しく稼ぐ【複業】スタイルで、やりたかったことを、今すぐに、やれることに変えていきましょう。
choinaca 矢口真紀さん:埼玉県杉戸で収入に結び付く生きがいビジネスを積極的に
提唱されて活躍されている方です。
一方ファシリテーター講座等で、会議をスムースに運ぶファシリテーターとして、
1回3万円の報酬を得ている人もいます。プチ・ビジネス起業講座の最終回を迎え皆さんの
アイディアがビジネスに結び付くことを期待しております。
1.一人5分間内で、発表を行っていただきます。
2.発表を聞いたら、それを聞いての感想と勇気づけの一言を、発表者の対面にいる方から
順番に述べていただきます。
3.発表終了後皆でやったらできそうな事業を発見し、育てることを考える。本講座の中から
地域の活性化に結び付く、事業ができ たら幸せだと思います。
<発表者>
◎Aさん:美術に関心を持ち、一人でできる、自分の世界の中だけに生きている。
現在作っているものは、手作りの衣装。加齢とともに自分一人での起業は無理。
他の人と一緒になって起業支援をすることは可能と思う。
●励ましの言葉:川越、入間、豊岡は織物の街で主として養蚕による絹織物の町として有名。
経験を生かして市のイベントに参加する人の衣装を作ることを考えたらいかがですか。
◎Bさん: 刺し子織に関心があり、サークルを作りこれを拡大し同好会をつくり、
刺し子織を広げたい。
●学長より:刺し子織を生かして、子供に持たせるものを作って普及させたらよいと思う。
ななこ織を得意とする支援者から、ペンダントアクセサリーなどの作成で協力をし,
起業に向けて相談に乗りたいとの励ましがあった。
◎Cさん:ドン・キホーテ店で牛乳の販売や、バッタや(現金による売買)さやま台団地で
ディスカウント商売を行ったが失敗。故郷の長崎に戻り30年間牛乳販売を行った。
現在は娘が後継者で継続している。今後は好きなことをやるために、プチ・ビジネス起業講座を
選び学んだ。高齢者対象のスポーツ塾を起業したい。
●支援者:会社を辞めたら自分も好きなことをやりたいので、頑張ってほしい。
◎Dさん:私も会社を辞めたらイベント事業(ゲームやTV関係)の事業をやりたい。
ヒントがあったら教示いただきたい。
●学長より:スポーツジム,15坪の狭いところでもできるスポーツジムの開設。
長谷川さんよりゲームをやる、持続性あるゲームを選んで行う。
◎Eさん:駄菓子屋さんをやる。そこを利用して自分の資格を生かした事業、
相談ごとに乗り悩みを解決する。身近なところで声をかけ積極的に取り組み
たい。
●励まし:足元が暗くなり、表に出ない。引きこもりなどどうしたらよいかわからない人
が多いのではないか。子供虐待など暗いニュースが多すぎる。地球人広い心で物事を
とらえるカウンセリング、日の当たらないところに光を与え、声をかけるプチ・ビジネス
があってもよいのではないか。
◎Fさん:元気大学試行コース「コミュニティビジネス起業コース」修了⇒小山学長による
「まちづくり講座」⇒プチ・ビジネス起業講座において起業を真剣に考えた。
音楽関係企業への就職、3年間にわたる混声合唱団での経験から
起業するとしたら、音楽喫茶をやりたい。それもアナログレコードのみを使用した
クラッシク、ジャズ喫茶を望んでいる。現在主流となっているCD音楽は、デジタル信号化し
ているので、自然の音とは全く違う。アナログレコードで自然の音を再生する。
コーヒー一杯で本当の生の音楽が味わえる音楽喫茶の起業を考えている。
◎Gさん:やりたいこと:1.カヌー、御岳で20年キャンプ場:日本キャンプ委員会の代表を務める。
カヌーを中心とした事業を行いたい。
●励まし:カヌーの入間川観光カヌー事業。安全で自然の恵みが得られる川下りを入間川で実現したい。
子供の世界(社会人になる手前の世代)カヌー、楽しいゲームをしながら皆で楽しむ。
アシスタント募集中。Gさんとコラボをしたい。
◎Hさん:退職して7年を経過。
好きなビジネス:食べることが好き。
1.ケーキづくり
2.魚の燻製
3.手打ちそば
店を構えるのではなく、イベント風でケータリング方式
・食べ物を作る場所の提供を、行政から提供してほしい
・キッチンスタジオの貸し出しがあったらよい。
◎Iさん:今年1月よりコミカフェ月曜を担当し、手打ちそば、けんちん汁を提供している。
ご主人とのコラボ。手伝いをしていただく人達の援助が必要。一部セルフサービスを
取り入れている。3万円ビジネスについては、手伝っていただく人達の手当、
待遇により影響があるので、厳しい面もあるが、働くことが楽しく.お金の問題は、
集客により解決できるので、おいしいものを、原料からこだわって提供、楽しんでもらう
ことを優先的に考えている。
◎Jさん:今年1月よりコミカフェ月曜を担当し、手打ちそば、けんちん汁を提供している。
ご主人とのコラボ。
手伝いをしていただく人達の援助が必要。一部セルフサービスを取り入れている。
3万円ビジネスについては、手伝っていただく人達の手当、待遇により影響があるので、
厳しい面もあるが、働くことが楽しく.お金の問題は、集客により解決できるので、
おいしいものを、原料からこだわって提供、楽しんでもらうことを優先的に考えている。
◎Kさん:プチ・ビジネス講座の講師を2回にわたって担当。
・ひきこもり、身体障碍者(上半身に障害がある方)のビリヤードへの参加。
障碍者用のビリヤード器具の創作によりビリヤードへ の参加を解決できた。
・現役時代は、機器分析メーカーに勤務していた。退職後もこれらの技術資格をいかし、
情報を発信し、発表を行い、プチビジネスに結び付けている。この活動により、
講演依頼、補助金が得られるビジネスへの参加の依頼が増えてきている。
以上で受講生による発表を終了しました。
★開講中に藤井美登利さんの訪問を受けました。
小山学長の紹介により、プチ・ビジネス起業講座への励ましのお言葉をいただいた。
◎藤井美登利(ふじいみどり)氏は、日本の市民活動家。NPO法人きもの散歩代表。
「川越むかし工房 」を主宰し、川越市のまち雑誌『小江戸ものがたり』
編集長をつとめる。東京国際大学非常勤講師「観光ガイド実習」担当。
埼玉県共助仕掛け人(市民活動コーディネーター)。さいたま絹文化研究会
(秩父神社・高麗神社・川越氷川神社により結成)会報担当。
<講座リーダーのコメント>江頭誠治
●プチ・ビジネス起業講座(全6回)を終えて受講生12名中修了生11名、修了できなかった人1名
(出席日数不足)で講座終了後、小山学長より修了証書が各自に渡されましたことを報告いたします。
●本講座を終えるにあたって、特筆すべきは受講生の中から、元気プラザ・コミュニティカフェ
月曜日担当のワンデーシェフの後継者として希望をされ、2020年の1月より前任者から引き継ぎ
を終えて、就任されたことです。まさにプチ・ビジネスの起業講座で学んできたことが実践の場で
生かされて、月3万円の利益を生む事業が実現されたことを大きな喜びとして報告ができることです。
上記学習のねらいでも受講生の皆さんの貴重なお気持ちを聞かせていただきました。
これからもいろいろな起業例がこの中から生まれて来るものと確信いたしております。
受講生皆さまの熱心なご協力のおかげで、本講座を終了できましたこと心から感謝申し上げます。