よく噛んで食べることで健康に
日時 : 令和元年7月27日
場所 : 早稲田大学所沢キャンパス
講師 : 早稲田大学研究員 濱田有香
フレイル(虚弱)とは
- 語源「Frailty(フレイルティ)」 日本語訳:「虚弱」「老衰」「脆弱」の意味
正しく介入すれば戻る意味を強調、「フレイル」と共通日本語訳(日本老年医学会)
オーラルフレイル(虚弱)について
- 口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含み身体の衰え(フレイル)の一つ。
- 口が担う大切な役割
①食べ物を噛んで飲み込む栄養摂取の入口 ②会話を行う窓口
- オーラルフレイル概念図、セルフチェック、予防法、最新の研究
- 口まわりのささいな衰えが積み重なると→オーラルフレイル、フレイル…
咀嚼機能をチェックしましょう
咀嚼に関する研究の紹介
- 早食いと肥満の関係(女性)
- よく噛むとDIT(代謝)が増大(男性)
- 食後ガムを噛むとDIT(代謝)が増大(男性)
- 歩行中にガムを噛むと心拍数が増大(男性・女性)
- 歩行中にガムを噛むと心拍数・エネルギー消費量・歩行距離・歩行速度・歩数が増大(男性) 他
TV取材、雑誌掲載等
さいごに
- よく噛んで食べることで、オーラルフレイル、フレイルを予防しましょう。
- よく噛んで食べることで、体重の増加を防ぎましょう。
- 歩行中にガムを咀嚼すると、身体機能が向上します。
受講生の感想・意見
- 噛むことが消費カロリーを増やしており、脳体にも効果があることを知りました。よく噛むことの重要性を良く理解できました。
- 特にガムがエネルギー消費に関係していることを知り、実践して行きたい。
- よく噛んで、ゆっくり食べ、食後にガムを噛むことをして行きたい。