生活習慣病に対する運動の効果
日時 : 令和元年6月29日
場所 : 早稲田大学所沢キャンパス
講師 : 早稲田大学教授 坂本静男
生活習慣病とは
運動、栄養、休養のバランスが悪く、十分に行われていないために発症してくる症候群
メタボリックシンドロームの診断
- 中心性肥満 ⇒ 腹囲、基準は男性85㎝以下、女性90cm以下
- 血圧(mmHg) ⇒ 基準は130/85
- 糖質代謝異常 ⇒ 基準はHDLコレステロール値40mg/dl以下
- 空腹時血糖値 ⇒ 基準は110㎎以下
肥満症対策は?
- 摂取カロリー量の減少 → 食事摂取量の減少
- 消費カロリー量の増加 → 運動実施量の増加
- リラクゼーションの増加 → 睡眠、レクリエーションなどを増加させる
糖尿病治療の基本
- 全身の細胞でのインスリン作用不足による代謝異常を是正すること
- 食事、運動を含めた生活習慣の改善から始める
- 慢性合併症(最小血管症)の予防
……糖尿病性神経症、網膜症、腎症 - 生活習慣の改善により治療目標が達成できないときに薬物療法を開始する
運動を続けることで脂肪を減らし、バランスのとれた、スリムな、
明日につながる生活習慣を身につけましょう。
受講生の感想・意見
- 生活習慣病に対する運動の効果が大きいことが良く理解できました。
- 中程度の運動を継続的に行う必要があることがわかりました。