☆開催日 :平成27年11月5日(木)9:30~12:00
☆場 所 :狭山元気プラザ 屋内体育館
☆講座内容:実習「消火・救出総合訓練」
☆講 師 :さやま救急ボランティア団体 永井 保さん他
◇内 容 ・消火機器関係及び消火栓の解説
・心肺蘇生・AED
・止血・搬送訓練
10月29日に続いて実習2日目、受講生の運動できるジャージ姿が目立つ。授業の前に消防車で資機材の搬入、救急ボランティアが運び込む。
とにかく、大規模な災害時には行政による救出救助が十分に対応できないことから、まず、危機対応についての講話から始まった。住民が隣近所とお互いに助け合い、負傷者等の救出やいざという時の応急手当が適切に行えるように、資機材の取り扱いや、基本的な救護法を訓練することが必要なので受講生も真剣。災害対処のキーワードは整理整頓(精神的・物理的な)が重要と力説。中でも安全に避難したり、負傷者救出に活用する資機材の使い方と有るものの応用。そして2班に分かれての実習である。
A班は①安全確認②消火③救出④負傷者の搬送を想定し、リーダーの指示で対応の応用。
B班は骨折や出血、建物の下敷きや意識不明、野次馬侵入とそれぞれ想定を変えての実習訓練。そこでは、救出用器具の取り扱い、救急蘇生法、応急手当等、助けを必要とする人の救出・応用訓練を行った。「監視役の重要性やリーダーは自ら動かないで口での指示、野次馬は気にせず私たちは防災リーダーです。任せてください」という指摘は印象に残った。
最後に、永井講師が「救出活動は危険と直面、活動に当たっての間違いや失敗は助けられる人はもとより、助ける人自身の事故にもつながるから、諸動作の確実性と安全性の確保が必要です」そして「仕事は段取りと道具で決まります」と締めくくった。
・救出の優先順位(トリアージ)相談、右手前のけが人はひとまず応急手当だけして待ってもらう。
・「呼吸は」「救急車を読んでください」「AED手配をしてください」ひとまず奥の重傷者から処置を!
こうして、「止血」や「傘・棒・雑誌による添え木代用」の処置から「毛布搬送」に移る。