【後期】 地域の防災リーダー養成講座 第8回報告
●開催日 :令和元年12月14日(土) 9:30~12:0
●場 所 :狭山元気プラザ 大会議室(B棟2階)
●講座科目:①大規模災害図上訓練(2) ②まとめ ③修了証授与並びに講評
●講 師 :① ②NPO法人総合生活環境支援センター前理事長 岡 山 晃 一 ③さやま市民大学 学長 小山周三
●講座内容
①大規模災害図上訓練(2)
・ 岡山講師より今回の主眼は、災害時にどのような行動をとるか、何をすべきかを考えるとの説明に続き、今回のテーマ「12月14日午後6時。東京湾北部を震源とするマグニチュード8の大地震が発生。狭山市でも震度6強の大地震が発生。関東全域で停電、断水、都市ガス等ライフラインが全て断たれた。気温3度、夜間から明日にかけて大雪になる予報が出ていた。」 に基づき、自宅にいた時取るべき行動、外出先での取るべき行動、防災部員としての取るべき行動(防災部員が8名で役割分担、避難所は施錠、要介護者17名の避難誘導、避難者が500人を超えた)等々、各班が避難所にいる当事者として真剣に議論し合い多くの意見が出されました。今回は、スタッフも各班に入り活発な議論が交わされました。その後、各班が発表を行い他の班の結果を真剣に傾聴していました。この講座では、受講生が地域の防災リーダーとして何を、どのようにすべきかを学びました。
②まとめ
岡山講師より避難所運営の2つの要点として
① 防災部員が決めること・・・リーダーを決める事(リーダーは本部に常駐し、何を行うかをリストアップする事)。
②避難者の中から防災部員を作る事。の講義を頂きました。
③修了証授与並びに講評
・さやま市民大学小山学長より「全国に市民大学があるが、防災講座、防災リーダー養成講座はないのではないか、さやま市民大学の誇りであります。何が起こるかわからない時代は決められたことを決められた通りするのではなく、考えて行動する事が重要です」との講評をいただきました。小山学長の講評に続き、受託者であるわが街さやまの防災ネットワーク高橋和子理事長より講座修了へのお祝いの言葉を頂いた後に、修了証書・赤帽の授与赤帽「狭山市防災リーダー」を被っての集合写真を撮り、10月5日から12月14日まで、全9回に亘る「地域の防災リーダー養成講座」全日程を修了しました。(10月12日は台風19号の影響で休講、当日の講義は自治会連合会会長の講義を除き補講いたしました。)
~受講生の皆さま、長期にわたり大変お疲れ様でした。~