【後期】地域の防災リーダー養成講座 第6回報告
●開催日:令和元年11月30日(土) 9:30~12:00
●場所:狭山元気プラザ 大会議室(B棟2階)
●講座科目:「事例発表」・自主防災活動例(3地区)
①柏原地区自治連合会 柏原2区
②コート狭山台自主防災会
③つつじ野自主防災会
●講師:
①柏原地区自治連合会 柏原2区会長 岡 部 憲 治
②コート狭山台自主防災会 大 谷 慎太郎
③つつじ野自主防災会 小 川 輝 雄
●講座内容
「事例発表」・自主防災活動例(3地区)
①柏原地区自治連合会 柏原2区
岡部講師より、柏原の地域概要、想定される災害、自主防災組織の主な役割と活動、災害に対する備え、これからの課題等に対し、高齢化率34.5%での役員の引き受け、台風19号では自助や危機管理意識を持つことの重要性、役員50~60名のうち3分の2が仕事についている事、防災を仕事ととらえると重荷になるのでボランティアとしての考えで出てこられる人から始める、災害時要支援者への対応やハザードマップの見直し等自主防災活動の講義を頂きました。121の自治会96の自主防災組織の活性化に繋がることと思います。
②コート狭山台自主防災会
大谷講師より、コート狭山台自主防災会の活動事例報告では、高齢化(66歳以上)が24%となる中で、各種イベントを通じたコミュニティ作りの大切なこと、東日本大震災を受けて、3月11日を挟んだ1週間を防災週間とし、防災訓練、救命訓練、芋煮会など多くの取り組みを実施しており、命を守るために、災害に備えてのこころがけとして「みんなで減災 いつも備えを」をキャッチフレーズとしている等の活動事例発表をいただきました。
特に、要支援者の把握についてどのように確認されているか、支援サポートを展開していますなど受講者からの質問や報告もあり有意義な事例発表になりました。
③つつじ野自主防災会
小川講師より、阪神淡路大震災に直接支援されたことの体験談があり実際の避難生活状況の大変なこと、PA連携の実状について、及び心肺蘇生法、AEDの取り扱い等実態に即した講義をいただきました。
本日の事例発表は、他の自治会自主防災会、自主防災組織等これからの活動に大いに参考となる有意義な講座となりました。
《参考資料》として、台風19号の被害等をまとめた「台風19号から学んだこと」の冊子がさやま水防検討会さまより提供がありました。
1.【柏原2区 岡部講師の事例発表】
2.【コート狭山台自主防災会 大谷講師の事例発表】災害に備えて「みんなで減災」「いつも備えを」をキャッチフレーズに!!
3.【つつじ野自主防災会 小川講師】
4.《参考資料》台風19号から学んだこと