★開催日 :令和元年 6月 21日(金) 時間 13:30~15:30
★場 所: 狭山元気プラザ B棟2階 大会議室
★本日の講師: NPO法人コモンズ 理事長 常世田 幸久氏
★講座スタッフ コーディネーター:市民大学学長 小山周三氏 講座リーダー:草野 喜実勝
:スタッフ:江頭誠治、中山美喜子、松瀬陽子
★本日のテーマ
◎地域活動のあゆみ及び新たな展開について◎
1.私の地域活動への関り
*狭山元気大学 CBコースを受講 (平成22年5月~12月)
~埼玉都民から狭山市民に
* 「街活さやま」創設活動に参加(平成23年1月~)
* NPO法人等の創設活動(平成23年5月~24年4月)
★狭山市の現状認識⇒明日は自分の番
★福祉活動に参加し各種活動の体験
★C.Bによる起業との思いが強くなり(NPO法人)参加
2.狭山元気大学でコミュニティ・ビジネス(C.B)講座を修了
*CB(SB)は自然環境、貧困、高齢化社会、子育て支援などと言った様々な社会的課題
をビジネスの手法(社会的企業)で解決する手法
◎社会的課題の例:環境問題、貧困問題、少子高齢化、福祉、生涯教育、障害者の
介護、子育て支援 =ソーシャル・ビジネスで解決
3.元気大学で学んだ地域(高齢者)の課題等
●高齢者の急増:平成22年4月 23.6%(3万5千人)⇒近未来30%(4万4千人)
●高齢者だけでの生活約52%(独居5千人、老老生活1万3千人)
●高齢者の把握困難:公的情報の入手困難、:個人情報保護法の壁
解決すべきとの想い⇒いつまでも住み慣れた地域で自分らしく生きたい。
⇒地域に住む高齢者同士で助け合い、支え合う仕組みの整備が必要
4.介護保険外の有償生活支援活動
①家事全般・身の周りのサポート ②安心お出かけサポート
*買い物、掃除、洗濯 *買い物等で外出したいが一人では不安
*食事の支度などの家事全般 *通院したいが巡回バスに乗れず、交通費も高い
*換気扇や照明器具の交換、掃除 *親戚、友人宅、ショッピング等へ出かけたい
*引越しの荷造り *イベント、観劇、お花見、墓参、結婚式、等
*庭の手入れ、庭木の剪定 *日帰り温泉、外食など
*話し相手、趣味の相手など *市役所、銀行などへの書類申請、手続き
5.高齢者支援活動の準備:NPO法人 コモンズの創設に参加
*コモンズの設立趣旨:市民、地域、企業などとの連携とネットワークの構築により
「我々で出来ることを出来る時に」実施し、支え合いながら、誰もが持てる能力を十
文に発揮し、「いつまでも自分らしく安心して安全に暮らせるまちづくりへの貢献する
*誰にとっても住み易いまちづくりを願って継続的な事業を展開し、団体としての運営
を強化するためにも特定非営利活動法人(NPO)化が不可欠と考え、」設立した。
◎地域活動のあゆみ及び新たな展開について
1.私の地域活動への関り
*狭山元気大学 CBコースを受講 (平成22年5月~12月)
~埼玉都民から狭山市民に
* 「街活さやま」創設活動に参加(平成23年1月~)
* NPO法人等の創設活動(平成23年5月~24年4月)
★狭山市の現状認識⇒明日は自分の番
★福祉活動に参加し各種活動の体験
★C.Bによる起業との思いが強くなり(NPO法人)参加
2.狭山元気大学でコミュニティ・ビジネス(C.B)講座を修了
*CB(SB)は自然環境、貧困、高齢化社会、子育て支援などと言った様々な社会的課題
をビジネスの手法(社会的企業)で解決する手法
◎社会的課題の例:環境問題、貧困問題、少子高齢化、福祉、生涯教育、障害者の
介護、子育て支援 =ソーシャル・ビジネスで解決
3.元気大学で学んだ地域(高齢者)の課題等
●高齢者の急増:平成22年4月 23.6%(3万5千人)⇒近未来30%(4万4千人)
●高齢者だけでの生活約52%(独居5千人、老老生活1万3千人)
●高齢者の把握困難:公的情報の入手困難、:個人情報保護法の壁
解決すべきとの想い⇒いつまでも住み慣れた地域で自分らしく生きたい。
⇒地域に住む高齢者同士で助け合い、支え合う仕組みの整備が必要
4.介護保険外の有償生活支援活動
①家事全般・身の周りのサポート ②安心お出かけサポート
*買い物、掃除、洗濯 *買い物等で外出したいが一人では不安
*食事の支度などの家事全般 *通院したいが巡回バスに乗れず、交通費も高い
*換気扇や照明器具の交換、掃除 *親戚、友人宅、ショッピング等へ出かけたい
*引越しの荷造り *イベント、観劇、お花見、墓参、結婚式、等
*庭の手入れ、庭木の剪定 *日帰り温泉、外食など
*話し相手、趣味の相手など *市役所、銀行などへの書類申請、手続き
5.高齢者支援活動の準備:NPO法人 コモンズの創設に参加
*コモンズの設立趣旨:市民、地域、企業などとの連携とネットワークの構築により
「我々で出来ることを出来る時に」実施し、支え合いながら、誰もが持てる能力を十
文に発揮し、「いつまでも自分らしく安心して安全に暮らせるまちづくりへの貢献する
*誰にとっても住み易いまちづくりを願って継続的な事業を展開し、団体としての運営
を強化するためにも特定非営利活動法人(NPO)化が不可欠と考え、」設立した。
6.地域活動と課題~NPO法人コモンズの運営活動と課題
*埼玉県共助モデル事業の挑戦:支援基地づくりとコミュニティ・カフェの営業
①コミカフェ:日替わりメニュー採用(月曜日~金曜日)
:作品展、生バンド、フォークソングなどイベント
:手作り小物、地域の野菜、ケーキ等物販
②狭山安心お助け隊~介護保険適用外で有償の生活支援活動
*地域の高齢者、障碍者を対象に暮らしの困りごとを同じ地域に住む一般市民の
応援会員が支援する事業=「住民の住民による住民の為の便利屋さん」
*平成24年支援活動依頼件数:488件⇒平成30年度4000件超に増加した。
*地域活動体制の改善施策場等
●新たな活動員(担い手)の募集
~身近な各種活動に気楽に参加・体験できるよう工夫する。
~自前の講習会・説明会の定期的開催
~様々な講座や学習会に参加された人たちとのつながり
~実践体験の場の提供
●活動の継続のため若い世代の方々との交流による意思疎通:活動参加のメリットや、
活動継続のための運営サポート等若い方々の参加を増やす。
●身近な相談拠点としての活動強化~オレンジサロン等の改善或いは気楽な相談窓口
各種団体とのネットワーク化
7.NPO法人コモンズの新たな挑戦
*地域共生活動担い手養成講座の開講:
平成30年9月~平成31年2月まで。18講座、大阪小地域活動サミット研修。35名の
受講生は各地域活動に参加。17団体からの支援。
*コモンズ広場の開設:平成31年2月~地域の皆様の支援の為。有償できる地域の茶の間
と各種の困りごと無料相談センター等。
*現代の核家族の家族関係、隣人関係及び地域生活の問題点等を見つめ直し、大家族生活
を模した営みの場「お茶の間」を提供し、世代間交流を図る。
*「デイハウス」の運営:地域の皆様の居場所に集まってこられる方がランチを楽しんでもらい、各種イベント(健康体操、折り紙等)を行う。
*「困りごと相談センター」の運営:身近な地域住民とお困りごとの相談を専門家の方との
連携で行う。
8.最後に「福祉」とは・・・
*日本国憲法 第13条:すべての国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福
追及に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の
上で、最大の尊重を必要とする。
*日本国憲法 第25条:すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を
有する。国はすべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び
増進に努めなければならない。
以上
<受講生の意見・感想>
*コミュニティビジネスの基礎知識を学びたい。
*とても参考になりました。いつかは参加したいと思います・
*シニアの知識、技能を財産と考え、市民の力を発揮する理想的なを提供する、に心を惹かれました。
*素晴らしい活動です。本当に動いておられるのに敬服しております。
*日頃から精力的に地域活動を続けておられるので尊敬しています。
*高齢者でも暮らせるまちづくりに貢献していることに感動しました。
*理想的な地域活動を極めて具体的に実現されており感銘を受けました。
*やはり自分たちが住んでいる「まち」が本当に好きなんだと思いました。
*高齢者が増える中で、貴重な仕事をされているNPO法人であり社会的役割が高い組織だと
感じました。
*空き家を利用してシェアハウスの運営などできないものかと思います。
<講座リーダーのコメント(記入者)>草野 喜実勝
*この講座から「まちづくり」の実践的な活動をしている、市内市民団体の活動状況の紹介となるが、その第一弾とて、「街活さやま」の設立メンバーの一人で、後にNPO法人を設立し、現在も益々精力的に活動を続けている、常世田理事長を招いての講義となった。
*設立当初からの悪戦苦闘振りや、体を壊しても未だ頑張る常世田理事長の生き様に接し続けてきた身として、今日の講義(お話)はとても身近に感じられるものであった。
*8年前の設立当初から、一貫して彼を支えている情熱、想いは兎に角困っている人を放って置けない、という気持ちなんだと改めて感じることができた。
*埼玉都民から狭山市民になってから17年。何れ彼のNPOでお助け隊員として働ければ思う、今日の講義であった。