☆開催日:平成29年10月28日(土) 9:30~12:00
☆場所:狭山元気プラザ 大会議室(B棟2階)
☆講座科目:①学校における避難所運営について②イツモ防災(トイレについて)
☆講師:①狭山市立御狩場小学校 校長 三 宮 渉 ②埼玉県自主防災組織リーダー養成指導員 大城戸 修 一
☆講座内容
第1時限目は、講師に狭山市立御狩場小学校 三宮校長先生を迎え、「学校における避難所運営について」と題し、学校の現状とこれまでの経緯、地域と保護者との連携、また、東日本大震災をきっかけに、小学生、保護者並びに自治会等各種協力団体による災害時に役立つ知識や技能を身に着ける防災体験学習「みかりばサバイバル」について具体的な活動報告があり、成果として「防災意識の高揚」、「相互協力と思いやり」等が再確認された。更に、今後の課題として避難所の開設から運営(どこを避難所として提供可能か等)、授業再開までの行程、関係者との共通理解が行われていない現状などの講義をいただきました。
次いで、埼玉県自主防災組織リーダー養成指導員の大城戸修一指導員からイツモ防災(トイレについて)と題して、阪神淡路大震災及び東日本大震災等の事例、被災状況の様子などスライドで紹介、トイレの重要なこと、衛生面を含めた事例の講義に続き、グループ討議として「災害時のトイレ問題を考えよう」をテーマに各班で意見が交わされ、その後、班毎の代表者による発表が行われました。
体験の無いなか、当事者になって考えることでリスク及びリスク回避を考える重要性の高いテーマでした。
1.御狩場小学校の現状と経緯の説明 【写真 左下中央 御狩場小学校 三宮校長】
2.みかりばサバイバルの始まった経緯
3.避難所開設の説明と体育館におけるテント設置風景 【写真 みかりばサバイバルから】
4.イツモ防災とは・・・【写真 大城戸 修一 講師】 5.埼玉県と地震発生確率と地震の規模
6.自分の避難行動作成中の受講生 7.災害時のトイレアクションを発表中の代表者