*開催日時 :平成28年 1月 6日(水)19:00〜21:00
*場 所 :狭山元気プラザ 大会議室
*講座名 :「食と農のコミュニティ・ビジネス講座」
*受講生 :22名 出席者 :出席 17名 欠席 5名
*内 容 :狭山発ブランド開発の事例 その2
1.狭山茶ブランドの活用と商品開発 ~ 有限会社 東阜(横田園)代表取締役 横田 泰宏 氏
1)狭山茶とは・・・
*狭山茶の産地は埼玉県内及び埼玉県に隣接する東京都の西部地区とする。
*自園自製自販(6次産業化)の「直販活動」を行っている。
2)農業の6次産業化の目的
*理念は農業・農村の活性化と地域経済の活性化と自立化
*実例として、「ロイヤルブルーティージャパン」(水で抽出した高級茶)、「狭山茶コーラ」、「シフォン・ケーキ」、「狭山茶ボール」など。
3)なぜ6次産業化なのか?
*お茶を使った加工品を様々なルートを使って販売し、売り上げ確保、経営の安定化、従業員のやる気を引き出すなどの効果が出た。
4)今後の課題:マーケティングの強化、資金と人材の確保、販路の拡大、経営の多角化、女性の起業支援
2.お茶を使った料理 ~管理栄養士(料理研究家) 土田 丹智子 氏
1)世界文化遺産「和食」とは?
和食と作法(きまりごと)、おもてなし、年中行事、日本酒など総合的な「食文化」が対象である。
2)狭山の「食」について:「狭山茶ごはん」「煮込み茶ハンバーグ」他広報「さやま」の“もぐもぐさやま”に連載中。(27年12月世界に20回、継続中)
3)地域素材を活かした「食ビジネス」:健康、産直、話題性、目新しさ、簡単なもの、海外も視野に・・・
(試食品として、猿山の揚げワンタン、ケーク・サレを受講生全員で味わう。)
< Q&A>
Q:6次産業化に更に必要なことは?
A:個人事業の限界(人手不足、アイディア不足、情報発信)と加工業者、販売業者の助けが必要。
:お茶(農産物)だけを売るのでなく、「食の文化」として世界にアピールする必要がある。