1.精進練磨
校舎に向かう通路の両側に広いグランドが広がっています、右側が野球場の形態をした「多目的グランド」で、左側が有名な「織田幹雄記念陸上競技場」になります。
1928(昭和3)年にオリンピック・アムステルダム大会において「三段跳び」で優勝して日本人初の、金メダリストになり早稲田大学のスポーツ功労者第1号でもある故、織田幹雄氏の生誕100年を記念して、2005年に命名されたそうです。
全天候型の9コース・400Mトラックで、日本陸上競技連盟三種公認されており早稲田大学競走部のホームグラウンドになっているのです。正月恒例の東京-箱根駅伝競走、今年の早稲田は往路6位・復路3位で、総合5位の結果でした。 彼らの「精進練磨」の場所がここなのです。
右側の多目的グランドも、明治神宮球場とほぼ同じ大きさの本格的な野球場なので、土曜日でもソフトボール部の練習や対外試合が見られます。男子部・女子部とありますが戦績的には男子の方が勝っているようです。時には、少年野球団の大会も開かれて、父兄の参観もあって賑やかな応援が聞こえます。
2.講座風景
4月25日(土)は4回目の講座。所沢キャンパスでは2回目になり、お天気にも恵まれていて、受講生・スタッフともに緊張感が和らいでいる感じでしたが…。
講師は、日本学術会議上席学術調査員:辻 明子先生です。11年前から教えていただいており、次回とあわせ2回の講座を担当していただきます。
いきがい講座は特に宿題やテストは一切やりません!と宣伝しています。
事実そうなのですが、辻 先生の講義の進め方、我らスタッフがいつも脱帽するほど実にユニークなのです。
教材は「自分の生きがいのツボを知る」A4両面印刷の資料と、A4のレポート用紙の1枚ずつとシンプルです。
資料には簡単なグラフと3つの質問があるだけです。
この3つの質問を受講生に投げ掛けて、答えをレポート用紙に書いて貰い、講座の最後に回収して持ち帰ります… 結果は次回のお楽しみなのですが。
実際には、各質問に対しその場で受講生に答えを求めます。が、 決して強制はしません。
今回は6名の方がしっかりと自分の考えを答えてもらい盛り上がった授業に!
今回の「ひとことカード」は24枚でした。
〇 先生と生徒が一緒になった講義、非常に解りやすく参考になった。また 講義を受けている諸氏の発言も内容がしっかりしていて、皆さん優秀だな~と思いました。
〇 はじめて自分のいきがいについて客観的に考えてみることができた。本を読んだりして指摘されても、心に響かなかったが、授業を通して解りやすく考える参考になりました。有難うございました。
〇 筆記作業があってビックリしましたが、自分の生活の反省にもなりますし、とても良かったです。
〇 初めて書き取りのある授業で学生時代を思い出しました。久しぶりに自分の気持ちを適当に書き楽しいものでした。先生の授業に対する熱心さが伝わって来ました。これからも頑張って下さい。
〇 「いきがい」という事を意識して行動はしていないが、経済力・健康・家庭環境をほぼ満足していれば、「いきがい」は芽生えてくるものと思っております。