【後期】地域の防災リーダー養成講座 第9回最終回報告
●開催日:平成30年12月15日(土) 9:30~12:00
●場所:狭山元気プラザ 大会議室(B棟2階)
●講座科目:平成30年度狭山市民大学防災リーダー養成講座図上訓練
●講師:・NPO法人総合生活環境支援センター前理事長 岡 山 晃 一
●講評 さやま市民大学 学長 小山周三
●講座内容
平成30年度狭山市民大学防災リーダー養成講座図上訓練
・岡山講師より講義の前に新潟中越地震について、地震発生翌日に被災地(小千谷)に赴いての体験でトイレの問題、ビニールハウスを使用しての避難所生活等の生々しい避難所における体験談をいただきました。
今回の主眼は、皆さんに地域での防災活動のリーダーとして活動していただくために、災害は防ぐことはできないが発生した後の避難所での生活ができるためどのようなことをすべきかを考えていただくことです、の説明に続き今回のテーマは、「12月26日18:00東京湾北部直下型地震M8と立川断層直下型地震 M7.5が同時に発生した。狭山市は震度6強。木造住宅の倒壊」等の想定条件の元、発生後30分、60分、3時間後に想定される事態(避難所に鍵が掛かっていた。避難者が200人を超えた等々)に対処、事前準備及び協議、必要資機材など、各班が避難所にいる当事者として真剣に議論し合い多くの意見が出されました。その後、各班が発表を行い他の班の結果を真剣に傾聴していました。
岡山講師から発表のポイントは箇条書きで、大きく、分かり易くなどの説明があり、纏めとして、①避難所の安全確認、②避難者を防災リーダーにする、③高齢者を活用する、④地域に戻り啓発を行うなど、被災した場合の避難所設営運営の重要なことを学びました。
・さやま市民大学小山学長より「千人に一人の具体的な話ができるコアメンバーの必要なこと、何をなすべきかを学び、話し合いの場を作ることが重要性です」との講評をいただきました。
講評後に、修了証書・赤帽の授与赤帽「狭山市防災リーダー」を被っての集合写真を撮り、10月6日から12月15日まで、全9回に亘る「地域の防災リーダー養成講座」全日程を修了しました。
~ 受講生の皆さま、長期にわたり大変お疲れ様でした。 ~