☆開催日:平成29年10月14日(土) 9:30~12:00
☆場 所:狭山元気プラザ 大会議室(B棟2階)
☆講座科目:①市民活動の組織とマネジメント②自主防災の役割③災害対応型状況訓練(1)
☆講 師:①狭山市自治会連合会 幹事長 岡村哲史 ②埼玉県自主防災組織リーダー養成 指導員 大城戸修一 ③NPO法人総合生活環境支援センター理事長 岡山晃一
☆講座内容
岡村哲史講師から、狭山台地区の現状と防災の取り組み状況及び今後の取り組みにおける 具体的な内容の紹介があり、今後の取り組みとして高齢化・集合住宅等「地域の特性に合ったもの、自宅での避難生活等「実状に合った」もの、備蓄品、家具等の固定、近隣とのコ ミュニケーションなど「できることから」における具体的な講義がありました。
次いで、大城戸修一講師から地域防災についてと題して、「あなたが考える災害とは・・・」 通常の生活状態が根底から覆されること。「意識していないリスク・イメージできない災害等 には、人は対応できないこと」、また、「狭山市の8月22日の台風における水害の状況」特に、 不老川の逸水、護岸洗堀など南入曽、北入曽、堀兼地区における被災状況は「まさか?」であ り、安全神話は存在しないこと。「絶対安全はない」狭山市も例外ではないこと。防災の基本 は「自助」であり、自分の命は自分で守ることが第1、次に「共助」として常日頃から「挨拶」 「助け合い」で良好な関係の構築。重要なことは「普段できないことは、災害時にもできない!」 との講義がありました。
最後の授業として、岡山晃一講師から図上訓練「防災計画の策定」について、各班での策定を行い「自主防災部会の組織編成と役割分担」から「防災資機材準備」までの10項目に亘り、 各班において班長、書記を定め、項目別に少ない時間の中で意見を交わしての防災計画の策定 でした。
最後に岡山講師から、避難所の情報伝達は、大きな文字で・箇条書きにて貼り出す事 が大切、また、協力者も3日目位まではリーダーの指示を受け入れるが、その後は難しいとの 具体的なアドバイスがありました。