1.晩秋の早稲田大学所沢キャンパス
正門通りの青々としたケヤキ並木は秋になると黄色から赤へと徐々に色づき、絶景の紅葉を見せてくれましたが、ケヤキは所沢キャンパスの紅葉樹の中では一番早く落葉します。落葉したケヤキ並木を走るスクールバスの後姿は心なしか冬に向かっているように見えました。(11月21日撮影)
正門ケヤキ並木通りのバス道路の横の歩道は、ケヤキの落葉が降り積もり、さながら落葉の絨毯が敷き詰められたようになりました。晩秋のこぼれ日の歩道を、落葉の絨毯を踏みしめながらのいきがい講座の通学もまた楽しからずや。 (11月21日撮影)
2. 講座報告
10月31日(土)第22回講座「加齢に伴う筋肉の変化とトレーニング」
11月14日(土)第24回講座「自宅で出来る筋肉トレーニングの実践」
講師:明治学院大学教養教育センター 杉崎 範英准教授
“使えば無くなるお金の貯金” “使って貯めよう筋肉貯金” “筋肉を使って華麗なる加齢を”
1日目は華麗なる加齢のための筋肉づくりを学習し、2日目はトレーニングルームで杉崎講師の指導のもとに筋肉トレーニングを実践する。
10月31日「加齢に伴う筋肉の変化とトレーニング」の学習
・筋肉は人体におけるエンジンの役割を担う。
・男女ともに45~50歳を越えると筋量が減少する。
・運動能力は50~60歳頃から急激に低下する。⇒特に足元からの華麗なる加齢に向けて!高齢者も「トレーニング」をする事で筋肉が増える。
・トレーニングとは、日常生活で必要としない特別な運動を継続すること。
トレーニングの3原理
① 日常的に身体に掛かる負荷よりも大きな負荷を加えないとトレーニング効果は得られない。
② トレーニングによって得られた身体の変化はトレーニングを中止すると元に戻る。
③ トレーニングに対する適応はトレーニングを行った条件、もしくはその周辺で起こる。
トレーニングの5原則
① 慣れて来たら負荷、時間、回数を少しづつ増やしましょう。
② 全身の様々な体力要素をバランスよくトレーニングしましょう。
③ 目的をよく理解して、鍛える部位を意識しながら行いましょう。
④ 継続的・反復的にトレーニングを行い、継続できる種目を選択しましょう。
⑤ 年齢、体力レベル、目的など、個人の特性に合ったトレーニングをしましょう。
※以上の記述は明治学院大学教養教育センター杉崎範英准教授著作 いきがい講座テキスト「加齢に伴う筋肉の変化とトレーニング」より引用
11月14日「自宅で出来る筋肉トレーニングの実践」
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◆大変わかりやすいお話でした。「なぜ高齢者も運動する必要があるのか 」ただ健康の為だとは知っていましたが、今日のような専門的なお話で納得出来ました。「トレーニングの3原理」「トレーニングの5原則」これは納得出来ました。
◆運動はやっている方だと思うが、本日受講したことで不足していてことは、トレーニングの3原理・5原則で自己流であったと反省しています。筋肉を使って華麗なる加齢を目指したい。
◆間もなく75歳を迎えるこの時に筋肉、筋力を衰えさせないトレーニングを自発的に継続する大切さを、改めて学びとても勉強になりました。筋力を衰えさせない狭山市民の為に現在活動しているサロン活動の継続に努力し、加齢を華麗にぬりかえていきたいと思います。ありがとうございました。
◆年齢を重ねると骨は大事と言われていましたし、そう思っていましたが筋肉量もすごく大事と感じました。若い頃より体温が下がっているのは筋肉量の減少も関係あるのでしょうか。トレーニングをすれば増えると言うのは一筋の光です。
◆興味深い講義で時間の過ぎるのが早く感じました。筋肉の大切さを実感しました。トレーニングによってアップする のは嬉しいです。自分に合った運動で少しでも筋肉を付けたいと思います。
◆筋力の大事さを痛感しています。常日頃身体を動かすという意識を持つ事が大切、頑張ろうと思っています。
◆(老いは足元から)良く解っている事ですが自分に優しくなってしまします。今日のお話を聞いて刺激されました。 もう少し増やして継続できるトレーニングをしようと思います。
◆加齢のための筋力づくり、先生の指導の許、実践しよく理解しました。筋力づくりは継続が大事。何事も継続することが大事ですね。継続は力なり貯筋に努めます。
◆筋トレが今まで大変間違っていたことが分かった。筋肉の負荷、伸縮など理屈が解った。67年の無駄が今から取り戻せるよう教えて頂いた理屈を考えながら実践したい。
◆知りたいこと、気になっていた筋肉の動かし方、とても勉強になりました。あと1単位くらい運動できる時間があったらよかった。ありがとうございました、頑張ります。
◆食物の摂取とエネルギーの消費の原理は十分に解ってはいるが食欲にはどうしても負ける。食べる量を減らして運動を多くすることを意識しようと改めて考えた。スクワットの効果についてしっかり学びたい。
◆後期高齢者となり、なるべく筋力低下をしないようにと思って過ごしております。毎日ウォーキング7~8000歩はと努力していますが、起き上がり、立ち上がり(特に)に注意しています。手を使わずにと努力しています。でも衰えは身に染みて感じます。
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