第13回 11月9日(月)
「狭山茶文化の魅力と将来展望」
講 師: 日本茶インストラクター 横田泰宏 様
会 場: 元気プラザ 大会議室
受講生: 出席29名、欠席2名
1部 日本茶インストラクター
2部 狭山茶とは
3部 狭山茶の歴史
4部 狭山茶の今
5部 グローバル化に向けて
横田園の6代目に当たる横田泰宏様の講義は、OXクイズで始まりました。正解は講義の中にありました。受講生の皆さんはほぼ全問正解でした(?)
狭山茶の定義では、埼玉県内と東京都西部地域産の荒茶を使用して仕上げると「狭山茶」あるいはその荒茶の割合により「狭山茶ブレンド」と表示できるとのことでした。生産地域は思いのほか広域と感じました。生産量では「やぶきた」銘柄が圧倒的に多いのですが、ご当地銘柄「さやまかおり」や新品種「おくはるか」などの紹介もありました。試飲タイムでは4種類の冷茶(免疫力活性化効果あり)を提供頂き、どれも独特な香りと味覚があり堪能させて頂きました。狭山ではコンビ店舗数より自園自製自販のお茶屋さんが多いとのお話に、各店舗がこだわりをもって生産していることを知りました。
高齢化社会において、緑茶の健康効果に期待する声はあるが、安定経営には厳しい環境であり、海外への販路開拓、日本茶カフェの展開、6次産業化の試み、担い手の養成、地域連携など活性化に向けてチャレンジしていると熱く語って頂きました。