☆開催日 :平成27年10月8日(木)9:30~12:00
☆場 所 :狭山元気プラザ大会議室
☆講座内容:市民活動の組織とマネジメント(共通科目)・自主防災の役割 災害対応型状況訓練(1)
☆講 師 :狭山市自治会連合会幹事 高橋和昌、埼玉県自主防災組織リーダー養成指導員 大城戸修一、NPO法人総合生活環境支援センター理事長 岡山晃一
高橋和昌講師は、新狭山地区の歴史的歩み、自治会、子ども会及び老人会、公民館の建設など、何もなかった頃からの新狭山の成り立ちについて熱く語りました。(写真下左)
大城戸修一講師(写真上右)は「自主防災組織と役割」について講義する前に「あなたの考える災害とは」「災害から何を守りますか」と受講生に問いかけた。『自分・家族の命は自分で守る、自分たちの街・地域は自分たちで守る→隣助・共助』と強調。平常時と災害時における活動及び自主防災組織の役割について講義。「安全は創り出すもの。絶対的安心はありません。命が助からなければ何も始まらない。普段できないことは災害時にもできない!」との言葉が強く印象に残った。
岡山晃一理事長(写真上左)は、図上訓練の前に福島の現状を語り、わが国の厳し過ぎる放射線基準レベルについて説明。さらに着ていた上着を脱いで(写真上右)避難所に関して、避難所の安全確認ができなければ避難所にはいれない。①訓練に正解はない②状況に応じて臨機に対応という2つの設門を投げかけ、次いで、大地震想定の図上訓練グループワークでの対処について書込み作業に入った。
前提条件を基に1班から5班に分かれ「図上訓練」を行った。そして各班の発表になり、それについて意地悪な質問を要求。時間がなくて初日の訓練は3班と4班だけの発表となり、1・2・5班は、災害対応型状況訓練(2)の11月26日に発表することになった。最後に「情報の共有化・3日間が勝負(言うことを聞く段階、メンバーを集める期間)」4日目以降は苦情処理係と締めくくった。
各班によるまとめの発表