第10回 9月14日(月)
「鎌倉街道と文化財」
講 師: 徳林寺住職 山崎 恵明 様
会 場: 徳林寺 本堂
受講生: 出席30名、欠席1名 (聴講生1名)
山崎住職に講演の依頼に伺った際に、山崎様から元気プラザでなく徳林寺で、文化財の実物を見てください、と提案を受け、本堂での講座が実現しました。
山崎様は、小澤主税氏が500年以上前に開基した徳林寺の21世住職として寺を守り、地域活動にも造詣が深く、鎌倉街道に対する想いを熱く語って頂きました。
鎌倉から連なる鎌倉街道が所沢で別れて、狭山市では入曽・入間川経由と堀兼・新狭山・奥富経由の街道が智光山付近で合流し、日高・寄居方面に向かっています。各所には面影が残っているので実物から当時を感じて欲しいと、現地調査で作成した資料をもとに説明を受けました。
狭山市指定文化財「絹本着色釈迦八相図」と「絹本着色釈迦涅槃図」は実物を拝見しました。いずれも江戸時代に寄進をうけた絵図ですが、色彩は衰えることなく艶やかであり感激しました。講座内容は後日冊子としてまとめる予定です。