第5回 5月25日(月) 「入間川流域の魅力」
講師は、NPO法人さやま環境市民ネットワーク「川分科会」リーダー皆川健治様です。受講生29名、スタッフ6名
1.狭山の川
2.入間川の生い立ち
3.狭山川の自然
4.入間川の可能性
5.狭山の都市構造と入間川
6.入間川へのアクセスと回遊性
入間川は飯能市・入間市・狭山市を流れて、川越市で荒川に合流する荒川水系1級河川です。10年ほど前に、流域の関係者が集まって再生について協議し、日々の再生活動や環境学習を通じて得た入間川の魅力についてお話頂きました。
江戸時代には河川交通が盛んとなり、各所の河岸に賑わいの場ができた一方、河川漁業や農業用水では争いが発生したなど、歴史背景も紹介されました。入間川流域の最大の魅力は河川敷の植物や水生生物ですが、外来種の除去に苦労されています。
生活に潤いを与える付加機能としての入間川の可能性として、水辺景観機能、都市景観機能、生物生育機能、文化機能があり、狭山市においては水と緑のネットワーク、アクセスと回遊性の改善が必要であると力説されました。受講生からは支援の声が挙がりました。講座内容は後日冊子としてまとめる予定です。
なお、講義中に地震(狭山市震度3)に見舞われましたが、全員最後まで講義を受けました。