【後期】地域の防災リーダー養成講座 第1回報告
●開催日:令和元年10月5日(土) 9:30~12:00
●場所 :狭山元気プラザ 大会議室(B棟2階)・東部備蓄倉庫・緊急貯水槽
●講座科目:①オリエンテーション②協働によるまちづくり ③狭山市の防災と防災施設見学
●講師 :①さやま市民大学 小山周三学長、②狭山市役所協働自治推進課 主幹 市之川慎吾③狭山市役所危機管理課 渡辺道雄課長・水道施設課 金子徹広課長
●講座内容
①オリエンテーション
開講にあたり、本講座を受託しているNPO法人「わが街さやまの防災ネットワーク」高橋和子理事長挨拶、さやま市民大学小山周三学長講話を頂きました。
・高橋和子理事長挨拶:令和に入り、平成を振り返るとき大震災が頻発した年でありました。阪神淡路大震災、中越地震、中越沖地震、国難ともいわれる東日本大震災その後、熊本地震、北海道胆振東部地震、大阪と日本国中が揺れた年であり、現在の日本は安心・安全の場所はどこにもありません。備えあれば憂いなしを実践され、本講座で学んだことを地域に戻りフィードバックして頂きたいとの挨拶を頂きました。
・小山周三学長講話:「安心・安全なまちづくり」をいかに進めるか、1.安全の劣化2.安全とは何か3.安全対策とは4.安全の確保に必要なこと5.安全都市・狭山の創り込みの5項目を具体的に分かり易く、人間が一生懸命やる本音、本質、本気が重要なこと、一人一人の防災意識を高め、防災文化(安全文化)を構築する、市民の手で強靭な安全文化(率先行動力)を創り出すとの講話を頂きました。
②協働によるまちづくり
狭山市役所協働自治推進課 市之川講師より、「狭山市協働によるまちづくり条例」と題し、狭山市協働によるまちづくり条例の目的や経緯等の説明、協働の定義、協働事業として防災カフェ(防災連絡協議会設置に向けて)実施している事等、防災と協働によるまちづくりについて、市民の皆さまが市民の皆さまのために市民大学の講座を作って頂いている事が協働の形ですとの講義を頂きました。
③狭山市の防災と防災施設見学
・狭山市役所危機管理課 渡辺道雄課長より、「狭山市の防災」として、H28年の台風9号の被害を踏まえた狭山市の防災対応と入曽地区の水害状況の動画、集中豪雨の動画及び地域における備えとしての「自助・共助」等についての講義を頂きました。
・現地実習として、狭山元気プラザ駐車場入口にある「狭山市東部備蓄倉庫」内の備蓄品の見学では、受講生から備蓄倉庫の状況に関して多くの質問や意見も出されました。その後、狭山市水道施設課 金子徹広課長の指揮の元、応急給水訓練、緊急貯水槽(60t)の動作説明、塩素濃度測定の理由等の説明を受けた後に、受講生も3人一組になり手動ポンプによる給水体験と試飲をしました。
2.協働は市民及び市が、目的を共有し連携・・【協働自治推進課 市之川 主幹】
3. 不老川氾濫と入曽地区洪水被害・・【危機管理課 渡辺課長】
4.大型備蓄倉庫は狭山市に4箇所あります。【熱心に備蓄品配置図を見る受講生】
5.この緊急貯水槽には60tの飲料水を確保・・【応急給水訓練と受講生】
6.給水ポンプによる飲料水汲みあげ体験 !!【初めての給水ポンプを体験する受講生】